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JBL Summitシリーズ集結、Fyne Audioからアクティブスピーカー。TIAS 2026
2026年10月23日 14:32
43回目となる「2026東京インターナショナルオーディオショウ」が10月23日に東京国際フォーラムで開幕した。会期は25日までで、入場は事前予約制だが、当日予約も可能。ここではJBLを擁するハーマンインターナショナルをはじめ、アクシス、ラックスマンなどのブースを紹介する。
ハーマンインターナショナル
D棟1階のホールD1のハーマンインターナショナルブースでは、創立80周年を迎えたJBLのフラッグシップスピーカー「JBL Summit」シリーズが集結。最高峰のSummit Everestをはじめ、Summit K2、Summit Makaluなど各モデルを、マークレビンソンのNo 600シリーズと組み合わせたデモンストレーションが行なわれている。
23日10時から行なわれたSummit Everestのデモンストレーションには早朝から多くの来場者が集結。立ち見も出る盛況ぶりをみせた。
ブースではマークレビンソンのデュアルモノラル・パワーアンプ「No 632」やDAC内蔵のデュアルモノラル・プリアンプ「No 626」のほか、英ARCAMブランドのプリメインアンプ「ARCAM A15+」なども展示されている。
アクシス
同じくD棟の5階、ホールD5にブースを構えるアクシスでは、Fyne AudioのDAC内蔵アクティブスピーカー「CUBITT 5」が展示されている。価格は136,000円(ペア/税別)で、年末から2027年にかけて正式発表される見込み。
5インチ同軸2ウェイ構成のアクティブスピーカーで、Fyne Audio独自の同軸設計「IsoFlare」と、ドライバーユニットの材質特有の固有共振を効果的に収束させるという「FyneFlute」を採用。
総合出力240Wのバイアンプ構成で、入力はBluetooth、光デジタル、AUX、PHONOに加えARC対応のHDMIも備える。
リモコンもあり、入力切り替えや音量調整が可能。右側スピーカーの背面に固定できるリモコンフックも備える。
カラーは展示されていたグレーに加え、ブラック、ホワイト、グリーンなども展開予定とのこと。
ブースではFyne Audioのブランド10周年記念モデル「F1-10 Anniversary」などのデモンストレーションも行なわれている。
ノア
G棟4階「G402」のノアブースでは、ソナス・ファベールの「Amati Supreme」や「Olympica V G3」といったフロア型スピーカー、「Olympica I G3」などのブックシェルフ型スピーカーを展示。毎時0分~45分に試聴が行なわれている。
このうち「Olympica G3」シリーズは、10月19日に発売されたばかりの新モデル。イタリア・ヴィチェンツァに建つ歴史的劇場「テアトロ・オリンピコ」が名称の由来となっている。
筐体はソナス・ファベールが開発した、弦楽器の原型となるリュートをオマージュした「リュート・シェイプ」の進化系となる、左右非対称型のキャビネットデザインを採用。
歪の原因ともなるポートから排出される気流の乱れを波状のポート出口構造で最適化しノイズを極限まで抑制。深く伸びやかな低域再生と高い透明感を両立したという。
キャビネットの上下を挟み込む独自構造「エキソ・スケルトン・クランプ」も採用。効果的にダンピングし、振動成分を抑制すると同時に、天然木ならではの豊かな鳴りと適度に引き締まった低音の再生を実現した。
ラインナップは、ブックシェルフ型「Olympica I G3」、フロア型の「Olympica III G3」と「Olympica V G3」、センター「Olympica Center G3」、壁掛け「Olympica Wall G3」で、会場ではフロア型のOlympica V G3、ブックシェルフ型「Olympica I G3」が試聴できる。
そのほか、ブルメスターのプリアンプ最新モデル「249」のプロトタイプも展示。
TADL
テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズはG棟4階「G401」に出展。Evolutionシリーズのプリメインアンプで、DACも内蔵した「TAD-A1000D」、フロアスタンド型スピーカー「TAD Evolution Two」の新色となるグロッシーホワイト、ピアノブラック、スレートブルーなどを展示している。
TAD-A1000Dは10月下旬発売で、価格はシルバーが3,800,000円、ブラックが4,235,000円で受注生産。
昨年発売した「TAD-A1000」のアナログアンプ設計を継承しながら、TADが長年培ってきたデジタル信号処理技術とDAC回路技術を融合させたプリメインアンプ。「アナログ音源、デジタル音源の再生において、音楽の本質を余すことなく描写。同シリーズのスピーカーシステムと組み合わせることで、力強さと透明感を高次元で両立したTADならではのサウンドを実現する」という。
入力から出力まで、完全に独立したアンプをバランス接続したBTL方式を増幅回路に採用。正負電源の対称性だけでなく、電源トランスの巻線から整流・平滑・安定化回路まで左右独立設計とし、配置や基板のパターン、配線長に至るまで徹底した対称性を追求した。
基準となるアースポイントも、プリアンプステージとパワーアンプステージ、新たに搭載したデジタル入力ステージを完全に分離。理想的な正負および左右の対称性を実現している。
TAD Evolution TwoはTAD独自の技術と点音源思想を継承し、音場と音像の高次元な融合を実現するというEvolutionシリーズのフロア型スピーカー。これまでは柾目の木目を生かしたオープンポアのサテン調仕上げのみの展開だったが、明るく上質な光沢を放つグロッシーホワイト、艶やかで品格のあるピアノブラック、落ち着いた深みを湛えるスレートブルーが追加される。
価格はピアノブラックが925,000円/1本、ほか2色は950,000円/1本で、いずれも11月下旬発売。
ナスペックやラックスマンなど
G棟4階「405」のナスペックブースではclearaudioのレコードクリーニングマシンや、参考出品となる英ROKSANのCaspian 4Gシリーズのプリアンプとパワーアンプ、Matrix Audioのストリーマー「MS-1」などが注目を集めていた。
また今回はTADLとの初コラボレーションも実現。ナスペックが取り扱うVienna Acousticsのスピーカー「Liszt Reference」と、TADのプリメインアンプ「A1000」を組み合わせた特別試聴が行なわれている。
さらに、23日15時~16時20分と24日11時~12時20分には、こちらもナスペックブース初となるDJ LIVEも実施。DJ MOTIVEを迎え、音楽とオーディオが融合するスペシャルプログラム「Music Lounge LIVE」が実施される。
「G403」のアーク・ジョイアでは、国内輸入販売業務を開始したイタリアのオーディオブランド「Serblin & Son(セルブリン&サン)」のプリアンプ「Frankie hybrid preamplifier」や、モノラルパワーアンプ「Frankie monoblock power」、ステレオパワーアンプ「Frankie stereo power」が登場。参考出品としてプリメインアンプ「Frankie Integrated amplifier」も姿を見せた。
ラックスマンブースでは、ブランド100周年記念モデルで、「持てる技術と製品製造のノウハウをすべて注ぎ込んだ、現時点の集大成」と位置づけるモノラルパワーアンプ「B-100 CENTENNIAL」を中心に、さまざまなシステムでデモを実施する。
B-100 CENTENNIALの価格は2,750,000円。増幅回路に「L-100 CENTENNIAL」「D-100 CENTENNIAL」にも搭載された、歪みの減少を実現し進化した新世代の増幅エンジンLIFES(ライフス)のVer1.1を搭載。
LIFES1.1を搭載した3段ダーリントン4パラレル・プッシュプルの出力モジュールをチャンネルあたり4基となる4×4アウトプット構成とし、A級領域25W(8Ω)、125W(8Ω)~瞬時最大1,000W(1Ω)までの「圧倒的なリニアリティと比類なきドライバビリティを背景にあくまでも自然で伸びやかな瑞々しいサウンドを実現した」という。
電源部には、平角型の銅巻線により高結合低損失を実現するEI型のスーパーレギュレーション電源トランスと、現在数多くの製品に採用されている10,000μFの大容量ブロックコンデンサーを16本搭載。合計160,000μFの余裕のある構成で、強大な出力を支えている。
さらに、23日に発表したばかりで、11月発売予定の新リファレンス・ヘッドフォンアンプ「P-800u」も出展。2024年に発売した「P-100 CENTENNIAL」で培った技術とノウハウを投入しており、価格は55万円。
独自の新世代高音質増幅帰還回路「LIFES(ライフス)」の最新Ver.1.1を、完全に同規模・同一構成で4チャンネル分搭載。4.4mmと4ピンXLR出力端子を使う場合は、BTL(ブリッジ)バランス駆動となり、左右のセパレーション性能や定位感を格段に向上させ、混変調歪の低減、電源レギュレーションの改善などにより透明感に優れた立体的なサウンドを実現するという。
6.3mmのヘッドフォン出力も備えており、この場合は、パラレル・アンバランス駆動となり、4チャンネルの増幅回路を左右2つずつ束ねてパラレル駆動。出力電流の供給能力を倍増させ、高いドライブ力により密度感とダイナミックな抑揚感溢れるサウンドを獲得。4チャンネルのアンプ構成の利点を活用する設計になっている。
ブースには、100周年記念の真空管プリメインアンプ「SQ-100 CENTENNIAL」も参考出品されている。2027年春発売予定で、価格は「100万円以下の見込み」とのこと。
KT-88×4ビーム管接続を採用したモデルで出力は40W+40W(8Ω)。ラックスマンが2000年に発売した真空管プリメインアンプ「SQ-88」を思わせる筐体デザインも特徴となっている。
ステラブースでは、TechDASのターンテーブル「Air Force 20」を使ったアナログ再生中心のデモンストレーションを実施。スピーカーにはWilson Audioのフラッグシップモデル「Autobiography」やVIVID Audioの「Giya Cu」シリーズを中心に使用している。
Autobiographyは4月に発表された、ペア788,000ドルという超弩級モデル。ツイーター×2、ミッドレンジ×3、ウーファー×2の7ドライバー5ウェイ構成で、このうちアンビエントツイーターをリアに1基搭載するレイアウトとなっている。
そのほかアキュフェーズのブースでは、ブランド史上最大出力を実現したというインテグレーテッド・アンプ「E-6000」やプレシジョンMDSDデジタル・プロセッサー「DC-500」、独自技術の「ANCC」を使ったCDプレーヤー「DP-470」などが披露されていた。











































