J SPORTS、10月1日BS放送開始。'11年3月に4ch体制

-全4chをHD化。チャンネル名やロゴも一新


新ブランドロゴ

 ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング(J SPORTS)は、2011年10月1日に2チャンネルのBS放送を開始。2012年3月1日(予定)にさらに2チャンネルを追加し、BS最大4チャンネルのスポーツテレビ局となる。

 BS進出にあわせて、10月1日付で会社名を株式会社ジェイ・スポーツに変更。さらに、チャンネル名称も「J SPORTS 1」、「J SPORTS 2」、「J SPORTS 3」、「J SPORTS 4」に変更し、BS 4チャンネルを有することを一目瞭然とする。110度CSデジタルで離れていたチャンネル番号は、BSでは242/243/244/245と連番に再編。ブランドロゴも一新する。

 BS放送のプラットフォームはスカパー! e2で、主力商品は、4チャンネルセットをスカパー! e2にて月額2,400円で販売する。


チャンネル名
(旧名称)
BS放送開始内容
J SPORTS 1
(J sports 1)
2011年
10月1日
広島・千葉ロッテを中心としたプロ野球、Jリーグ、ラグビー、卓球、
ウインタースポーツなど国内スポーツ中継
J SPORTS 2
(J sports 2)
中日・オリックスを中心としたプロ野球、欧州サッカー、バスケットボール、
WWE、アメリカンスポーツなど海外スポーツ中継
J SPORTS 3
(J sports ESPN)
2012年
3月1日
(予定)
福岡ソフトバンクを中心としたプロ野球、MLB、モータースポーツ中継を
はじめ、スポーツニュース・情報番組
J SPORTS 4
(J sports Plus)
埼玉西武を中心としたプロ野球、サイクルロードレース、
フィギュアスケートなどを長時間生中継

 プロ野球セットやサッカー系のセットはBSや110度CSデジタルをあわせた商品として引き続き展開。CATVやスカパー!でのJ SPORTSの放送についても引き続き、視聴可能となっている。

 BS放送進出とともに、全プラットフォーム(BS/CS/CATV)の加入者に全4チャンネルをハイビジョンで提供可能となる。そのために創出、制作設備を一新した新放送システムを本社4階に構築。7月1日より稼働開始した。

 編成面でも、生中継を大幅に強化。2012年には'11年の5,280時間を大幅に上回る年間6,000時間以上の生中継を予定し、イングランド プレミアリーグやMLB、高校バスケなどのコンテンツを大幅に増強する。



(2011年 7月 14日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]