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SEKAI NO OWARIのFukaseがVOCALOIDに。ロボットボイス風エフェクトも可能
(2016/1/8 13:21)
ヤマハは、「VOCALOID 4」対応の新たな歌声ライブラリとして、SEKAI NO OWARIのボーカリスト、Fukaseの声をもとに「VOCALOID4 Library Fukase」を発売する。ダウンロード版は1月28日発売で、ライブラリのみが14,000円、「VOCALOID4 Editor for Cubase」をセットにした「Starter Pack Fukase」が22,000円。パッケージ版も1月下旬に発売し、価格はオープンプライス。
歌声ライブラリの利用には、別途エディタソフトが必要。「VOCALOID4 Editor」利用時の対応OSはWindows 7/8/8.1/10、「Cubase 8シリーズ」利用時はMac OS X 10.11、「Cubase 7シリーズ」利用時はMac OS X 10.10に対応する。
歌詞とメロディー(楽譜情報)を入力することにより、ボーカルパートを作成できる歌声合成ソフト「VOCALOID 4」用の歌声ライブラリ。Fukaseの声をもとに開発されており、スタンダードな歌声の「Normal」、ささやきかけるような歌声の「Soft」の2種類の日本語ライブラリと英語ライブラリを同梱。
「クロスシンセシス」機能を用いて日本語ライブラリ2種類をブレンドする事もでき、より細かな表現も可能。「日本語でも英語でも伸びやかで透明感のあるFukaseの歌声を忠実に再現できる」という。
さらに、ロボットボイスのような特徴的なエフェクトを歌声に適用できる専用ジョブプラグイン「Electronica-Tune」や、SEKAI NO OWARIの「スターライトパレード」を題材にVOCALOIDの基本操作を学べる小冊子が特典として付属する。
スターターパックには、歌声ライブラリと、スタインバーグのDAW「Cubase」に組み込んで使用できる歌声編集ソフト「VOCALOID4 Editor for Cubase」を同梱。個別に購入するよりも低価格になっているほか、「VOCALOID4 Editor for Cubase」には、「Cubase 8」 のコンパクトバージョン「Cubase AI8」も付属。購入してすぐに歌声制作、伴奏制作、編集、ミキシング、トラックダウンまでが行なえる。
VOCALOID Fukaseのキャラクターデザインには、pixivでの一般募集で大賞を受賞したmikumaを起用している。