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標準価格:29,800円
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PCをD3/D4端子搭載のHDTVに接続し、HDTVでPCのゲームやDVD映像を見ることを目的とした製品。D端子へ変換可能な独自端子×1/アナログRGB15ピン端子×2を備えており、AGPスロットにこのカード1枚を差すだけでディスプレイとHDTV、ディスプレイ2台、といったデュアルディスプレイ構築も可能となっている。なお、ディスプレイ2台とHDTVへの同時出力は不可能。Windows 2000使用の場合はシングルディスプレイのみ対応となる。 HDTVとの接続はカード側の出力が独自仕様のため付属の変換ケーブルを用いる。D3端子、コンポーネント端子、ビデオ/S端子への変換ケーブルが付属しており、長さはそれぞれ2.5m。
搭載ビデオチップはSiS300で、ビデオメモリは32MB。HDTV出力時にはSXGA(1,280×1,024ピクセル)が最大解像度。ビデオ/S端子ケーブル使用時の最大解像度は、SVGA(800×600ピクセル)となる。 ディスプレイ、TVの解像度変更は付属のドライバから行なえ、対応解像度は右表の通り。16:9比率のHDTVで4:3のSXGA表示を行なうと左右が切れてしまうが、16:9の1,280×720ピクセルといった解像度も用意されているため画面いっぱいの高解像度表示も可能。なお、TVでのシングルディスプレイ環境でもPCの起動は問題なく行なえる。
SiS300は現在のハイエンドチップに較べると3D性能に劣る部分はあるが、価格面やSiS製ビデオエンコーダを使用したことでの相性面などから採用したとのこと。発表に際しての説明会では3D性能に関して「Savage2000と同等」とし、「今後はチューナ内蔵型のものや、D4、D5端子に対応した製品も作りたい」とも話していた。 D3はインターレース表示になるため静止画面ではちらつきが気になるが、現状ではD4をネイティブに表示できるHDTVは少数派。同種の製品にカノープスの「SSH-HDTV」があるが、こちらはD4/D2のプログレッシブ表示のみ対応となっている。デジタルハイビジョン対応テレビとして販売されているもののほとんどはD3までの対応であるため、D3でSXGAまで表示できるメリットは大きい。
□アイ・オー・データのホームページ (2001年1月30日)
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