コルグ、DSD対応DAC「DS-DAC-10」の次回出荷を'13年2月に

Mac OSでのDSDネイティブ対応ドライバも開発


DS-DAC-10

 コルグは30日、DSDファイルのネイティブ再生などに対応したUSB DAC「DS-DAC-10」について、予想を上回る注文があったため、次回出荷が2013年2月頃になると発表した。

 DS-DAC-10は、DSDファイルのネイティブ再生に対応したUSB DAC。11月18日に発売し、実売価格は5万円前後。当初1,000台限定販売としていたが、すぐに完売し、反響が大きかったことから追加で生産を行なうこととした。

 また、Mac OSでのDSDネイティブ再生の要望が高かったため、Mac OS用のオーディオドライバ開発に着手。時期は未定だが、2013年のリリースを計画しているという。

 DS-DAC-10は、2.8224/5.6448MHzのDSD楽曲のほか、リニアPCMは、16/24bit、44.1/48/88.2/96/176.4/192kHzに対応。USB 2.0と同軸デジタル出力、アナログ音声出力(RCA)と標準ヘッドフォン出力を各1系統搭載。ASIO/WDM/Core Audioドライバに対応し、PCのAudioGateとASIOドライバの利用でDSDをネイティブ再生できる。DACチップにはシーラス・ロジックの「CS4398」を搭載。ヘッドフォン出力は85mW×2ch(32Ω)。120×150×48mm(幅×奥行き×高さ)、重量は530g。


(2012年 11月 30日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]