デンオン、90kHzまでの高域を再生するトールボーイ型スピーカー

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　日本コロムビア株式会社(DENON)は、90kHzまでの高域再生を実現したトールボーイ型スピーカー「SC-T33-M」を3月中旬に発売する。価格は18,000円(1台)。

　新開発のツイータを搭載し、SACDやDVD Audioなど次世代オーディオの特徴の一つである20kHz以上の高域を再生可能。振動板にはボイスコイルの駆動力を効率よく伝える「ダイレクトドライブ方式」を採用し、超高域まで伸びの良い再生を可能にしたという。また、ツイーターとスーパーツイーターには強い磁力と導電性を持つネオマグネシウムが採用されている。

　ウーファの振動板にはグラスファイバーを使用し、中域と低音域の音質を向上させたとしている。また、上下にセットされたウーファの片方のエッジを逆向きに装着する「P.P.D.D.(Push-Pull DualDrive)方式」により、高長波歪が互いに打ち消され、歪みが少なく量感のある重低音再生も可能という。

　ターミナルには、バナナプラグ/バイワイヤリングに対応する真鍮削り出しの金メッキ大型ターミナルを採用。フットには天然コルク材が付属する。

【主な仕様】

• 形式：3ウェイ・4スピーカー、バスレフ型、防磁設計(EIAJ)
• ユニット：12cmコーン型ウーファ×2、2.5cmソフトドーム型ツイータ×1、ダイレクトドライブ式スーパーツイーター×1
• 最大入力：100W(EIAJ)、200W(PEAK)
• 入力インピーダンス：6Ω
• 周波数特性：40Hz～90kHz
• 平均出力音圧レベル：90dB(1m・1W)
• 外形寸法：175×295×800(幅×奥行き×高さ)
• 重量：14.6kg(1台)

□日本コロムビアのホームページ
http://www.denon.co.jp/
□ニュースリリース
http://elec.denon.co.jp/japan/n_027.html

(2001年2月19日)

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