三菱、世界で初めてマイコンとすべてのTV信号回路をCMOSで1チップ化


3月1日サンプル出荷

サンプル価格:1,000円

連絡先:半導体資料室
    Tel.03-3218-9450



 三菱電機株式会社は、世界で初めて映像/色/偏向系の各テレビ信号処理と8ビットマイコンをCMOSでワンチップ化した「M65580MAP-XXXFP」の開発を完了。3月1日からサンプル出荷を開始すると発表した。サンプル価格は1,000円。

 同社では、「BSデジタル放送対応の新世代テレビが登場する中で、従来のNTSC方式のアナログテレビはまだまだ大きな市場を占め、高画質・低価格化がさらに進展すると予想される」とし、こういった市場環境に対応する「M65580MAP-XXXFP」を開発したという。

 テレビの信号処理以外にも、CCD(Closed Caption Decoder)や、ハーフトーン表示が可能な「OSD(On Screen Display)機能」も内蔵。入力アナログスイッチはビデオ信号2ch、S映像信号1chで、コンポーネント映像信号入力にも対応する。また、二次元適応形Y/C分離回路も搭載している。

【主な仕様】

  • 黒伸張回路
  • シャープネス回路
  • 輝度信号ノイズリデューサ
  • 8ビットマイコンコアM37272MAを内蔵(ROM:40KB、RAM:1152byte)
  • OSD機能:254文字種、32文字×2行表示(ハーフトーン機能あり)
  • パッケージ:80pin QFP
  • 電源電圧:Vcc=5.0V、Vdd=3.3V

□三菱電機のホームページ
http://www.melco.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.melco.co.jp/news/2001/0220-b.htm

(2001年2月21日)

[furukawa@impress.co.jp]

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