三洋、世界初のWMA 8の3倍モード対応携帯メモリプレーヤー


3月1日発売

標準価格:41,000円

連絡先:三洋テクノ・サウンド
    Tel.072-870-4186


 三洋テクノ・サウンド株式会社は、WMA 8に世界で初めて対応したポータブルメモリプレーヤー「SSP-PD9」を3月1日から発売する。価格は41,000円。単4形アルカリ電池1本で約7.5時間の連続再生が可能で、記録媒体にはMMCを採用。パソコンとの接続はUSBで行ない、OSはWindows 98/98 SE/Me/2000に対応する。なお、WMAはWindows Me/2000のみサポートする。

 AAC、MP3の再生が可能なほか、新たにマイクロソフト開発の音声圧縮ファイル「WMA」形式に対応した。また、Windows Media Playerに搭載が予定されている「Windows Media Audio 8(WMA 8)」の再生も行なえる。さらに、WMA 8の3倍モード再生に世界で初めて対応。64MBのメモリカードで約3時間の録音が行なえるという。DSPには米テキサスインスツルメンツによる新開発のプログラマブルDSP「TMS320DA150」が採用されている。

 WMA、AAC、MP3といった異なる3種類のフォーマットを1枚のメモリカードに記録する「マルチコード方式」を採用。パソコンでの変換操作や音質の劣化を気にすることなく複数の圧縮方式を利用できる。また、セキュリティ方式としてWMRM(Windows Media Rights Manager)とSP3(Secure Portable Player Platform)の2種類に対応し、両方の配信サービスを利用できる。

 充電回路を本体に内蔵し、パソコンとつながった状態で充電が可能。MMCのリーダ/ライタとしても利用できる。

右側面 背面 MMCスロット

 ポータブルメモリプレーヤーとして初めてヘッドフォン3Dサラウンド機能を内蔵。インナー型ヘッドフォンでも自然で広がりのある音場を再現するとしている。音場はLOW、MID、HIの3種類。低域をブーストする「BASS機能」も2種類搭載している。

 イコライザーはJAZZ、POPS、ROCK、ノーマルの4つを基本に、好みに合わせて音質を変更できるプリセットも可能。リピート設定は全曲、1曲、ランダムの3種類で、本体の液晶画面にはファイル名、演奏時間、残り演奏時間、4段階のバッテリ残量などを表示する。

【主な仕様】

  • 周波数特性:20Hz~20,000Hz
  • S/N比:85dB以上(EIAJ)
  • ヘッドフォン出力:5mW×2
  • 入出力端子:USB端子×1、ヘッドフォン端子(ステレオミニ)×1
  • 電源:単4アルカリ電池、ニッケル水素充電池、ACアダプタ(別売)
  • 対応圧縮形式:WMA、AAC、MP3
  • 記録メディア:MMC
  • 連続再生時間:約7.5時間(単4アルカリ電池)
  • 外形寸法:38.6×83.5×24.8mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:約58g(電池など含む)、約45g(本体のみ)

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□三洋テクノ・サウンドのホームページ
http://www.sanyo.co.jp/STS/
□ニュースリリース(SSP-PD9)
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0102news-j/0221-1.html
□ニュースリリース(日本テキサツ・インスツルメンツ)
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0102news-j/0221-1.html
□製品紹介
http://www.music.sanyo.co.jp/ssap/pd9/pd9top.html

(2001年2月21日)

[orimoto@impress.co.jp]

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