|
「DV-NC55」の最大の特徴は、DVDプレーヤーとHi-Fi対応VHSデッキを1つにしたこと。一体型にしたことにより、「省スペース、簡単接続、一元操作を実現した」(同社)としている。 DVDプレーヤー部は、CD-R/RWメディアにも対応。DVDビデオ、ビデオCD、音楽プレスCDのほか、CD-DAを記録したCD-R/RWメディアの再生ができる。また、ドルビーデジタル5.1chを2つのスピーカーで擬似的に再現する「Qサラウンド方式」に加え、ドルビーデジタル/dtsに対応したデジタル同軸端子を搭載。映像面では、映像の暗い部分だけを階調補正する「デジタルガンマ」や、細部の精細感をアップする「デジタルピクチャー」といった独自回路を採用している。 VHSデッキ部は、120分テープを1分以内で巻き戻せる400倍速FF/REW機能や、3倍モード用に19μm・4ヘッドを搭載。CMオートスキップ、S-VHS簡易再生にも対応する。 DVDとビデオデッキは独立して操作可能。ビデオがタイマ予約状態や録画中でも、DVDを見ることができる。また、リモコン操作で、DVDプレーヤー部からVHS部にアナログ出力をスルーし、DVDをVHSに録画することが可能。ただし、再生したDVDビデオにマクロビジョン信号が含まれている場合は、VHSに録画した画像は乱れる。 出力端子は、DVDとVHS共用の端子が1系統(コンポジットとステレオ音声)に加え、DVD専用の端子(S端子とステレオ音声)も備える。そのため、DVD/VHS共用端子でモニタと接続すれば、デッキ側でDVDとVHSを切り替え可能。また、DVD/VHS共用端子と、DVD専用端子それぞれに違うモニタを接続すれば、一方のモニタでDVD、もう一方のモニタでVHSを同時に使用することできる。 外形寸法は430×346.5×99mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.1kg。VHSへの外部入力端子は2系統(前面/後面、コンポジットとステレオ音声)を備える。
□シャープのホームページ (2001年2月21日)
[furukawa@impress.co.jp] |
I |
|
00 | ||
00 | AV Watchホームページ | 00 |
00 |
ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp