アットフューチャー、MPEG-4ファイルを無料で配信するWebサイト

小菅秀雄社長

　株式会社アットフューチャーは、動画ファイル(MPEG-4)の配信を無料で行なうWebサイト「e-movie」を2月26日からオープンした。サービス使用料は、個人ユーザーが無料、法人は要応談となっている。

　「e-movie」は、個人や法人がアップロードしたMPEG-4ファイルを、不特定多数のユーザーが自由に閲覧できるサイト。アップロードするには会員登録が必要。MPEG-4ファイルに長さや解像度の制限はない。閲覧はWindows Media Player 6.4または7で行なう。

　同社が開発したストリーミング技術により、56kや64kといった通常の回線でも今まで以上にスムーズな動画配信が可能になったという。1日40万件のアクセスが可能で、「3カ月でアクセス数50万件、会員数5万人を目指す」(伊藤裕一取締役)としている。

　現在はオークションをはじめとした双方向コンテンツや、カルチャー、ニュース、金融、スポーツ、芸能(プロ・アマバンドのミュージッククリップなど)といった情報を配信中。4月にはライブハウスの中継を開始し、将来的には国外に中継局を置き、韓国やインドネシア、中国といったアジアからの情報配信を行なうという。

　収益は、法人会員からの使用料がメインとなるが、将来的にはポータル化を進め、リサーチ業務や広告収入も収益の柱にしていきたいとしている。

□アットフューチャー(e-movie)のホームページ
(2月26日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.e-movie.co.jp/

(2001年2月26日)

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