オンキヨー、ハイエンド機が世界初のドルビープロロジックII対応
―DTS-ES、AACにも対応、有償アップグレードも実施


IntegraResearch RDC-7
TX-DS989
4月1日発売

標準価格:「IntegraResearch RDC-7」400,000円
     「TX-DS989」350,000円

連絡先:カスタマーセンター
    Tel.0570-01-8111(ナビダイヤル)
    Tel.072-831-8111(携帯電話、PHSの場合)


 オンキヨー株式会社は、AVコントロールアンプ「IntegraResearch RDC-7」とAVアンプ「TX-DS989」に、DTS-ESをはじめとした最新の音声フォーマットのデコード機能を内蔵し、4月1日から発売を開始する。価格は「IntegraResearch RDC-7」が400,000円、「TX-DS989」が350,000円。従来機ユーザーを対象にした有償バージョンアップも4月3日より開始される。

 新たにDTS-ES(ディスクリート6.1、マトリクス6.1、NEO :6)、MPEG-2 AAC、ドルビープロロジック IIに対応した。ドルビープロロジック IIへの対応は世界初としている。

 ドルビープロロジック IIは、ドルビーラボラトリーズが提案した新しい音声デコード方式。ドルビーサラウンドなど2chにマトリクスエンコードされた信号を元の状態に組み替え、高セパレーションの5.1chで再生を行なう。デコードはアナログ/デジタルの両方に対応するほか、映画用のMOVIEモードと2chステレオ用のMUSICモードが搭載される。MOVIEモードでは日本語吹替や古い映画のビデオが臨場感豊かな5.1chで再生でき、MUSICモードでは空間の広がりや立体音像が得られるという。

 96kHz/24bitアップサンプリングがアナログ音声でも可能。さらにドルビープロロジック IIによるデコード処理を行なうことで、デジタル音声での5.1ch再生により近づくとしている。AVシンクもバージョンアップされた。ラインダブラーなどで映像と音がずれた場合、音声にディレイをかけることで、最大3フレーム(従来機は1フレーム)まで映像と音声の同期を調節できるようになった。

RDC-7(背面)
TX-DS989(背面)
 「IntegraResearch RDC-7」は、THX Ultra規格に準じた同社のハイエンドAVコントロールアンプ。上記の音声フォーマットのほか、ドルビーデジタル、DTS、THXサラウンドEXに対応する。全チャンネルに192kHz/24bitのD/Aコンバータを搭載。アンプ部の最大出力は8.5Vrms、SN比は100dB(LINE、IHF-A)となっている。

 「TX-DS989」は、THXサラウンドEXに対応するAVアンプ。THX Ultraの認定を取得している。アンプ部の最大出力はフロント170W×2、センター170W、サラウンド170W×2、サラウンドバック170W×2。

 なお、上記2機種の従来機ユーザーを対象にしたアップグレードサービスが4月3日から行なわれる。DTS-ES、MPEG-2 AAC、ドルビープロロジック IIに対応するようになる。料金は15,000円、締め切りは9月3日で、申込窓口は上記カスタマーセンターとなっている。


□オンキヨーのホームページ
http://www.onkyo.co.jp/
□ニュースリリース(TX-DS989)
http://www3.onkyo.co.jp/what/news.nsf/view/tx-ds989
□ニュースリリース(TX-DS989)
http://www3.onkyo.co.jp/what/news.nsf/view/rdc-7
□ニュースリリース(アップグレード)
http://www3.onkyo.co.jp/what/news.nsf/view/tx-ds989_rdc-7

(2001年3月5日)

[orimoto@impress.co.jp]

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