IPPF 2001に、ニコン「D1X」と「D1H」が国内初の一般公開


3月8日から10日まで

連絡先:IPPF事務局
    Tel.03-3273-6184


 International Professional Photo Fair 2001(IPPF 2001)が、3月8日から10日の3日間にかけて東京・池袋のサンシャインシティで開催されている。入場は無料だが、登録が必要。開催時間は午前10時から午後5時まで。主催は日本工業新聞、産経新聞など。

 本イベントは、プロ写真家や写真スタジオ、写真現像所、アマチュアカメラファンを対象にした展示イベント。最新のプロ向けデジタルカメラバックや大判プリンタ、高速フィルムスキャナなどが出品されている。

 今回からコンシューマ向けの出展がほとんどなくなり、これまで以上にプロ向けのイベントに転換したようだ。PMA 2001に出品されていた一般向けデジタルカメラも展示されていない。キヤノン、ミノルタといった国内一眼レフカメラメーカーの参加がほとんどなく、ニコン、京セラのみが参加。ソニー、エプソンも業務用のプリンタを中心としたラインナップを並べていた。

 その中で、ニコンは2月5日発表のD1XとD1Hを出品。毎秒約5コマの連写が行なえる274万画素のD1Hはガラスケース内のみの展示だが、547万画素のD1Xはカウンターに4台ほど並べられ、自由に手にすることができた。一般向けとしては国内で初めてのお披露目となるため、多くの人がその感触を確かめていた。

D1X D1H

 D1X、D1Hともに発売日および価格は未定。ニコンカメラ販売によると、需要が多いと思われるD1Xのほうを先に発売するという。また、同社のニッコールEDレンズを搭載したフィルムスキャナ「COOLSCAN IV ED」、「SUPER COOLSCAN 4000 ED」の2機種も展示され、注目を集めていた。

 今回はデジタルカメラの画像をプリントする店頭用の機器が数多く出展されていた。そのほか、中判カメラのカメラバックにとりつけてデジタル撮影を可能とするデジタルカメラバックも、各メーカーの製品が勢揃いしていた。

ソニーは昇華型の店頭向け
デジカメ用プリントシステム
デジキューブのマルチメディ
ア端末「DCT-R」
IBMの920万画素液晶モニタ

□IPPF 2001のホームページ
http://www.jij.co.jp/event/ippf/
□関連記事
【2月5日】ニコン、547万画素CCD搭載の「D1X」と秒5コマ撮影可能な「D1H」(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010205/nikon.htm
【3月1日】ニコン、ニッコールEDレンズ搭載のフィルムスキャナ3機種(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010301/nikon.htm

(2001年3月8日)

[orimoto@impress.co.jp]

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