オンキヨー、ドルビープロロジックIIにも対応した低価格5.1chシステム

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　オンキヨー株式会社は、ドルビーデジタル、dts、ドルビープロロジックIIにも対応する5.1chシステム「GXW-5.1(B)」を4月末に、39,800円で発売する。なお、同時にサテライトスピーカー専用スタンド「AS-5.1」も10,000円(2台1組)で用意される。

　GXW-5.1は、デコーダ、5.1chアンプ、サテライトスピーカー5本、サブウーファを1つのパッケージにした製品。最大の特徴は、低価格帯のセットモデルでありながらドルビーデジタル、dtsに加え、ドルビープロロジック IIにも対応したこと。

　ドルビープロロジック IIは、4ch処理である従来のドルビープロロジックソース(VHSの映画ソフトなどで使用されている)のサラウンドバックをステレオ2chに、さらに低音の0.1chを追加して5.1ch再生する方式。ドルビープロロジック IIには「MOVIE」、「MUSIC」2つのモードが用意されており、その他にもDSP音場のモードを7種類装備している。

アンプ部

　GXW-5.1は5chのアンプと、アクティブサブウーファ、デコーダを一体化し、すべてのケーブルをそこに集中させている。アンプ部の入力端子は、デジタルが光と同軸を各1系統、アナログ2ch(RCA)を1系統の計3系統装備する。また、リモコンが付属し、入力の切り替えや、音量、モードの切り替えなどが行なえる。

　サブウーファには同社独自のJ'DRIVE方式で、コーン紙も独自のOMFダイヤフラムを採用。サテライトスピーカーにもOMFダイヤフラムを使用した8cmフルレンジスピーカーを搭載し、キャビネットはMDF木製となっている。

　そのほかにも、各サテライトスピーカーに4つづつ、計20個のコルクスペーサーが付属し、表示パネルに液晶ではなくEL管を採用するなど、低価格モデルながら音響機器メーカーらしいこだわりを見せている。

サテライトスピーカー

• アンプ出力：
  　サテライト出力　15W×5(1kHz 6Ω EIAJ)
  　サブウーファ部　25W(100Hz 3Ω EIAJ)
• 周波数特性：
  　サテライト　150Hz～20kHz +1/-3dB(STEREO時)
  　サブウーファ部　20Hz～150Hz +1/-3dB(STEREO時)
• 外形寸法(幅×奥行き×高さ)：
  アンプ部 205×288×300mm
  サテライトスピーカー　105×100×97mm
• 重量：
  アンプ部 8.9kg
  サテライトスピーカー　各0.6kg

□オンキヨーのホームページ
http://www.onkyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www3.onkyo.co.jp/what/news.nsf/view/gxw0313

(2001年3月13日)

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