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三洋電機、16:9パネルを採用した高コントラストの液晶プロジェクタ
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4月10日発売
標準価格:898,000円
連絡先:マルチメディアカンパニー
映像メディア事業部 LCD企画・販売部
Tel.072-870-6181
三洋電機株式会社は、16:9の液晶パネルを搭載した液晶プロジェクタ「LP-W1000(L)」(愛称:DV-theater)を4月10日に発売する。価格は898,000円。
アスペクト比16:9のワイド液晶パネルを3枚使用する3板式の液晶プロジェクタ。使用する液晶パネルは1,366×768ドットの1.35型となっている。明るさは1,200ANSIルーメン(16:9投映時)。投映画面サイズは31~400型。投映距離は1.4~14.0mとなっており、1~1.3倍の電動ズーム・フォーカスを備えている。2台でスタック投映すれば最大2,400ANSIルーメンの高輝度投映も可能。
光の散乱を補うことで黒の締まりを改善する「ハイコントラスト・オプティカル・システム」を搭載し、500:1という高コントラストを実現している。また、1080iのハイビジョン信号をプログレッシブ化する「新3次元デジタル・プログレッシブ回路」、「3次元デジタルY/C分離回路」、「3次元デジタルノイズリダクション」といった高画質化回路を搭載している。カラー映像方式は、NTSC/NTSC4.43、PAL、PAL-M、PAL-N、SECAMの6つに対応する。
コンピュータとビデオを兼用したBNC端子とRAC端子の2系統のコンポーネント入力を持ち、D1~3に対応するソースの入力が可能となっている。ただし、ハイビジョン映像(1080i)はデジタル圧縮の標準画質での表示となる。
本体に内蔵された温度センサにより、ファンの回転数がリアルタイムでリニアに調節されるため、急激な回転数の上昇を解消。動作音を39dBAにまで収め、同社では「トップクラスの静音性」としている。
このほか、設置時に便利な上下電動レンズシフト機構、投映画面の台形歪みを補正するデジタルキーストン補正(最大±20度)も装備。リア投映、天吊投映にも対応し、ワイヤレス/ワイヤード兼用のリモコンが付属している。
【主な仕様】
- 方式:3原色液晶シャッター投映方式
- 光学系:ダイクロイックミラー分離/プリズム合成方式
- 液晶パネル:ポリシリコンTFT1.35型×3枚、アスペクト比16:9
- 画素数:1,049,088画素(1,366×768ドット)×3枚、総画素3,147,264
- レンズ:F1.8~F2.1、f=48.4~62.8mm、電動ズーム・フォーカス(1~1.3倍)
- 光源:250W NSHランプ
- 画面サイズ:最小31型~最大400型(投映距離1.4~14.0m)
- 色再現性:フルカラー(1677万色)
- 明るさ:1,200ANSIルーメン(16:9投映時)
- コントラスト比:500:1(全白/全黒)
- 騒音:39dBA
- 音声出力:2W+2Wステレオ、スピーカー4×7cm(楕円形)2個
- 表示可能解像度:RGB信号入力時1,366×768ドット(1,280×1,024ドットリサイジングも可)
- 入出力
- コンピュータ入力(1系統)
- 映像:ミニD-sub15ピン×1
- 音声:RCA端子×2
- コンピュータ入力/ビデオ入力兼用(1系統)
- 映像:BNC端子×5(VIDEO、Y/Cb/Cr又はY/Pb/Pr、RGBHV)
- S端子×1
- 音声:RCA端子×2
- ビデオ入力(1系統)
- 映像:RCA端子×3(VIDEO、Y/Cb/Cr、Y/Pb/Pr)
- 音声:RCA端子×2
- 制御入出力、他
- シリアルポート(1系統):ミニD-sub9ピン
- 音声モニター出力(1系統):RCA端子×2(コンピュータ/ビデオ兼用)
- ワイヤードリモコン接続端子(1系統)
- 外部スピーカー接続端子(1系統):ステレオミニジャック×1(インピーダンス8Ω)
- 電源:AC100V(±10%)、50/60Hz
- 消費電力:360W(待機時11.7W)
- 外形寸法:316×480×164(幅×奥行き×高さ)
- 重量:9.2kg
□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0103news-j/0313-1.html
(2001年3月13日)
[orimoto@impress.co.jp]
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