ソニー、実売45,000円のドルビーデジタル/DTS対応5.1chシステム


4月10日より順次発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーマーケティング株式会社は、ドルビーデジタルとDTSに対応した5.1システム「SA-PSD5」を4月21日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は45,000円前後と見込まれる。また、AVスピーカーパッケージ「SA-VE525」も4月10日に発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は65,000円前後。

 SA-PSD5は、6chのアンプとドルビーデジタル/DTSデコーダに電源を内蔵したサブウーファユニットと、サテライトスピーカー5本、リモコンを組み合わせた製品。サブウーファは、外形寸法300×300×300mm(幅×奥行き×高さ)、重量約9.7kgの完全な立方体となっている。ボディーカラーにブラックを採用しており、同社では「プレイステーション2と違和感なく組み合わせることができる」としている。

 サブウーファ部に光デジタル2系統、アナログ2系統の入力端子を搭載。アンプ出力はサテライトスピーカーは50W×5、サブウーファは80Wと、低価格帯の5.1chシステムとしては、大出力となっている。また、ドルビーデジタル、DTSデコーダのほか、「ソニーのデジタル技術と、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)の映画音場作りのノウハウを結集した」(同社)という、「デジタルシネマサウンド(A/B/Cモード)」も装備。

 サブウーファは20cmコーン型バスレフ方式で、インピーダンス4Ω。サテライトスピーカーは77mmコーン型バスレフ方式で、外形寸法110×110×115mm(幅×奥行き×高さ)、重量約0.78kg。インピーダンスは6Ωとなっている。

 同時に発表された「SA-VE525」は、サテライトスピーカー5本とサブウーファのパッケージ。サテライトスピーカーは50mmバランストドライブ型を2個搭載したバスレフ方式。外形寸法は89×130×144mm(幅×奥行き×高さ)、重量約0.75kg。最大入力は120Wで、出力音圧レベルは87dB(1W、1m)、インピーダンスは8Ωとなっている。

 サブウーファは、フロントバッフルにラジエーターを設けて音の遅延を防ぐ「アドバンスドSAW」方式(20cmコーン型)を採用。外形寸法は230×464×392mm(幅×奥行き×高さ)で、重量約13.2kg。最大出力は120Wとなっている。

 サブウーファは、信号の有無で自動的に電源がON/OFFするオートパワーオン・オフ機能を搭載。また、ボディカラーはシルバーで、「WEGAとも合うカラー」(同社)としている。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200103/01-0315/

(2001年3月15日)

[furukawa@impress.co.jp]

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