ケンウッド、スイートスポットが広いスピーカーシステム －米ケンテックの「ポイントソースオーディオシステム」を使用

　株式会社ケンウッドは、ユニラウンドスピーカー「OPM-A3」を4月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20,000円前後の見込み。

　「OPM-A3」は、米ケンテックが特許を持つ「ポイントソースオーディオシステム」を使い、2chのスイートスポットが広く得られるというスピーカーシステム。サテライトスピーカー×3とサブウーファ×1で構成され、さらに3スピーカーを1ヶ所に配置することで相互の音波干渉をうち消す特殊処理を行ない、定位感を失わないエリアを広く得られるという。

　縦置き/横置きの設置が可能で、スタンドが付属。専用スタンド使用時でサテライトスピーカー込みの外形寸法は、縦置き時が116×257×386mm（幅×奥行き×高さ）、横置き時238×257×386mm（幅×奥行き×高さ）。重量約2.3kgとなっている。最大出力はサテライトスピーカー部が3W×3、サブウーファは10W。入力端子はステレオミニ×1、USB×1。USB接続によりPC用スピーカーとしても使用できる。

　同社では「小型サテライトスピーカーの特長を活かし、ポータブルDVDプレーヤーと組み合わせたパーソナルシアターシステムや、USB接続でのPCとの組み合わせに最適。MDやCDなどのポータブルオーディオ機器や、家庭用TVゲーム機との組み合わせなど、さまざまな用途に応えられる」としている。

スィートスポットの違い サテライトスピーカー部概念図

□ケンウッドのホームページ
http://www.kenwoodcorp.com/jhome.html
□ニュースリリース
http://www.kenwoodcorp.com/j/press/press20010323.html

(2001年3月23日)

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