長瀬産業、民生用「DVD-R」ドライブを日本初の単体販売
―オーサリングとエンコードソフトがついて99,800円


4月13日以降出荷

直販価格:99,800円

連絡先:長瀬ダイレクト
    Tel.03-5695-7956



 長瀬産業株式会社は、書き込み型DVDの民生用規格「DVD-R for General Ver2.0」に対応したドライブ「TRANSGEAR DVD-R100-P」を発売する。3月28日より、同社の直販サイト「DVDirect」で申し込みを受け付け、4月13日以降に出荷される予定。直販価格は99,800円。なお、店頭での販売は行なわないとしている。

 TRANSGEARは同社が今後販売していくTRANSTECHNOLOGYブランドの製品。4月末には第2段として「TRANSDISC(DVD-Rブランクディスク)」をリリースする予定。

 DVD-R for General Ver2.0は、民生用の書き込み型DVD規格。この規格で作成したメディアは既存のDVDプレーヤーや、DVD-ROMドライブで再生できる。以前から、業務用の規格「for Authoring」対応ドライブが発売されているが、価格も40万円程度と個人で簡単に購入できるものではなかった。また、for General Ver2.0対応の製品もパイオニアのDVDレコーダ「DVR-2000」や、アップルのPower Mac G4に対応ドライブ搭載モデルが用意されている。しかし、国内で一般向けにパソコン用の単体ドライブが発売されるのは今回が初めてとなる。

 「TRANSGEAR DVD-R100-P」は外付け型で、インターフェイスはSCSI-2(D-subハーフピッチ50ピン)、ローディング方式はトレー式、バッファ容量4MB。ドライブは松下寿電子工業製で、書き込みはDVD-R(4.7GB)、読み込みはDVD-R、DVD-ROM、DVDビデオに対応する。なお、松下寿製ということもあり、DVD-RWの書き込み、読み込み(Ver1.0)には対応していない。

 OSは、Windows 98 SE/Me/2000に対応。外形寸法は190.0×270.0×62.8mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.5kgとなっている。

 パッケージには、同社製のオーサリングソフト「SpruceUP(スプルースアップ、開発元:米Spruce Technologies)」(16,800円相当)と、エンコーダソフト「CCE-Lite(開発元:カクタムテクノロジー)」(24,800円相当)をバンドル。さらに、DVD-Rメディア(1,500円相当)も1枚付属しており、このパッケージを購入すればDVDビデオが作成可能。

 SpruceUpは、今回長瀬産業よりリリースされる新製品で、ドラッグ&ドロップでメニューやチャプタを設定できる民生用のDVDオーサリングソフト。単体発売も予定されている。また、CCE-Liteは、AVI(DVコーデックなど)や、QuickTime形式に対応し、MPEG-2 ES/PS、MPEG-1にエンコード可能。

□DVDirectのホームページ
http://direct.nagase.co.jp/dvdirect/index.html
□製品情報
http://direct.nagase.co.jp/dvdirect/trans/gear/dvd_r100_p.htm
□関連記事
【キーワード】DVD-R
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000907/key134.htm#Authoring

(2001年3月26日)

[furukawa@impress.co.jp]

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