富士通ゼネラル、42型ワイドプラズマディスプレイ
-フルデジタルビデオプロセッサを搭載し、世界最軽量28.5kgを実現


6月発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:映像情報事業部販売推進部
    Tel.044-861-7654



 株式会社富士通ゼネラルは、42型ワイドプラズマディスプレイ「プラズマビジョンW PDS4229」を6月に発売する。価格はオープンプライス。製品はディスプレイのみで、展示台は別売となる。

 「PDS4229」は重量28.5kgと、42型で世界最軽量となるプラズマディスプレイ。同社が新規開発した「新フルデジタル・ビデオプロセッサ」を用いて部品点数を削減、軽量化を実現した。

 「新フルデジタル・ビデオプロセッサ」は、プラズマディスプレイ用としては世界初のフルデジタル・ビデオプロセッサ。0.14μm DRAM混載プロセスを用い、これまで3チップだった構成を1チップ化。「低価格化(同社従来比約42%減)、低消費電力化(同約74%減)と、機能・性能の大幅な向上を図るとともに、部品点数削減(同約60%減)による信頼性の大幅な向上を実現した」としている。

 同社がこれまでのLSIで用いてきた「動き適応IP変換処理」、「高精細拡大/縮小フィルタ処理」、「拡縮追従型輪郭強調処理」、「デジタルAGC機能」、「コンポーネントビデオ入力信号の高精細デジタル信号処理」などを継承。さらに「高精細デジタルマルチコンバージョン方式」を採用した。他にも2-3プルダウン、1080iに対応するI/P変換機能、PCの信号同期を自動で行なう「自動位相調整機能」、DVI、デジタルコンポーネントに対応する10bit信号入力回路、演算幅100bit超のデジタルスケーラ、複数の多階調化に対応するγ処理、といった機能も搭載している。

 入力はNTSC/4.43NTSC/PAL/SECAM/PAL60に対応。入力端子はコンポジット、S端子、アナログRGB、コンポーネントを各1系統備えている。

 
背面入力部

【主な仕様】

  • 表示ドット数:852×480ドット(ドットピッチ1.08×1.08mm)
  • 表示色:1,677万色(RGB8bit)
  • 視野角度:上下左右160度以上
  • 入力端子:ビデオ(BNC)×1、S端子×1、コンポーネント(BNC)×1、RGB(D-SUB15pin)×1 
  • 制御端子:RS-232C(D-SUB9pin)
  • 消費電力:350W
  • 作動音:24dB(25℃の場合)
  • 外形寸法:1,035×85×64mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:28.5kg
□富士通ゼネラルのホームページ
http://www.fujitsugeneral.co.jp/index.html
□ニュースリリース
http://www.fujitsugeneral.co.jp/japanese/koho/0103/pds4229/pds4229.htm

(2001年3月28日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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