パイオニア、カロッツェリアシリーズの2D一体型メインユニット

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　パイオニア株式会社は、カーオーディオ「carrozzeria(カロッツェリア)」シリーズの1つとして、2D一体型メインユニット「FH-P555MD」と、「FH-P444」を発売する。発売時期・価格は、「FH-P555MD」が4月下旬で52,500円、「FH-P444」が4月中旬で39,800円でとなっている。

●FH-P555MD
　MDLPに対応した、MD/CD/チューナ・DSPメインユニット。CD-R/RWの再生も行なえる。車内のインテリアにあわせてディスプレイの色を10色から選べる「カラーチェンジ機能を搭載するほか、表示カラーが次々と変化する「レインボーモード」も選択可能。

　アンプ部には「Power MOS FET 50W×4ch」パワーアンプを搭載。低歪率で大出力に適しているという。また、新開発のDSPを内蔵することで、細かい音質調節が可能な「9バンドグラフィックイコライザー」や3種類の音場が選択できる「SFC（サウンドフィールドコントロール）」機能を備え、さらに高調波成分の歪みを補正する「BBEデジタル」を搭載。MDなどの圧縮音源に効果を発揮するとしている。

　周波数特性は5～20,000Hz(MD部は20～20,000Hz)。S/N比は94dB(同90dB)、ダイナミックレンジは92dB（同90dB）となっている。外形寸法は178×160×100mm(幅×奥行き×高さ）、重量は1.8kg。

●FH-P444
　同シリーズのCD/カセット/チューナ・DSPメインユニット。FH-P555MDとの主な違いは、アンプ部が40W×4chになっているほか、ディスプレイがブルーバックディスプレイ(白色表示)になっていること。重量は2.0kgとなっている。

【主な仕様】

		FH-P555MD	FH-P444
CDプレーヤー部	周波数特性	5～20,000Hz
	S/N比	94dB(1kHz)
	ダイナミックレンジ	92dB(1kHz)
MDプレーヤー部	周波数特性	20～20,000Hz	－
	S/N比	90dB(1kHz)	－
	ダイナミックレンジ	90dB(1kHz)	－
カセットプレーヤー部	S/N比	－	67dB(METAL Dolby B) 61dB(OUT)
FMチューナ部	受信周波数帯域	76.1～89.9MHz
	実用感度	9dBf
AMチューナ部	受信周波数帯域	522～1,629kHz
	実用感度	18μV
イコライザー部	バンド数	9
	周波数	50/100/200/400/800Hz、1.6k/3.15k/6.3k/12.5kHz
	調整幅	±12dB
アンプ、共通部	最大出力	50W×4	40W×4
	外形寸法(取り付け、幅×奥行き×高さ)mm	178×160×100
	外形寸法(ノーズ、幅×奥行き×高さ)mm	170×13×94
	重量	1.8kg	2.0kg

□パイオニアのホームページ
（4月2日現在、この製品に関する情報は掲載されていない） http://www.pioneer.co.jp/

(2001年4月2日)

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