三菱電機、SACD対応の小型アンプ用プロセッサをソニーに出荷


10月1日よりサンプル出荷開始

サンプル価格:1,500円

連絡先:半導体資料室
    Tel.03-3218-9450


 三菱電機株式会社は、S-Master方式を採用し、スーパーオーディオCDのDSD(Direct Stream Digital)信号に対応したデジタルオーディオアンプ用プロセッサ「M65817FP」を開発。5月よりソニー株式会社に出荷することを発表した。月産100万個で、10月1日からは他メーカーへの出荷も開始予定。サンプル価格は1,500円となっている。

 DVDの5.1chやSACDの最大6chといったマルチチャンネルの同期動作に対応するため、新開発の非同期サンプリングレートコンバータ(24bit)を搭載することで、リニアPCMやSACDのDSDなどの4種のデジタル音声信号に対応し、ジッター(時間軸のゆらぎ)を水晶振動精度にまで低減している。

 また、デジタル・ゲイン・コントロールを内蔵することで、アナログボリューム機構を必要としない構造となっている。ゲインはL/R独立で制御可能。また、「高精度演算アルゴリズム」を採用し、高速・高精度のストリーム信号を生成でき、同社は「電力効率が90%以上という高性能で小型のオーディオアンプを実現する」としている。

□三菱電機のホームページ
http://www.melco.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.melco.co.jp/news/2001/0403.htm

(2001年4月4日)

[orimoto@impress.co.jp]

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