松下、DVDナビゲーションシステム新製品4モデル

　松下通信工業株式会社は、DVDナビゲーションシステムの新機種4モデルを発売する。 　「CN-PV01YD」と「CN-P01VD」はポータブルモデルで、「CN-PV01YD」が6月11日に、「CN-P01VD」は5月21日に発売。価格は「CN-PV01YD」が198,000円、「CN-P01VD」は158,000円。

　「CN-DV7700WD」と「CN-DV7700SD」は7型ワイドVGA（800×480ドット）液晶モニタ付きの車載モデルで、両機種とも4月20日に発売。価格は、「CN-DV7700WD」が298,000円、「CN-DV7700SD」は328,000円となっている。

■ポータブルモデル

CN-PV01YD

　「CN-PV01YD」と「CN-P01VD」は持ち運びが可能なポータブルモデルで、「P-navi」の愛称を持つ。

　モニタは、「CN-PV01YD」が6.5型、「CN-P01VD」が5.8型のTFT液晶を使用。ナビゲーション機能は、全国の約1,200エリアを立体的に表示する「ドライビングバーチャルシティマップ」をポータブル専用に新設計している。

　TVチューナ、VICS・FM多重チューナを本体に内蔵。別の車へ移し替える際に便利なFM多重用アンテナ、スタンド、電源ケーブル、GPSアンテナ台座のセット、「のせかえキット（12,000円）」も用意されている。

　なお、「CN-PV01YD」はDVDプレーヤー機能も搭載。デジタル音声出力端子を備えている。

型名	「CN-PV01YD」	「CN-P01VD」
外形寸法（幅×奥行き×高さ）	170×53×130mm
重量	830g	810g
GPS受信方式	パラレル8ch
GPS受信感度	-130dBm
液晶	6.5型TFT	5.8型TFT

■7型ワイドVGA液晶モニタ付き車載モデル

CN-DV7700SD

CN-DV7700WD

　「DV7700WD」と「CN-DV7700SD」の両機種はDVD-ROMを搭載した車載用モデルで、「e-navi」の愛称を持つ。

　モニタには「ワイドVGAファインビジョン」を採用。800×480ドットのワイドVGAの表示領域を持ち、液晶のドットピッチが0.192mmと高精細になっている。また、「CN-DV7700SD」のモニタは、出し入れが可能なインダッシュ方式で、モニタ部にTVチューナを内蔵している。

　ナビゲーション機能には、「ドライビングバーチャルシティマップ」、抜け道や日時のデータをを考慮してルートを示す「ルート探索機能」、車体の傾きを検出し、高速道路への進入などを判定する新開発の「3Dジャイロセンサー」などを搭載している。

【主な仕様】

型名	「CN-DV7700WD」	「CN-DV7700SD」
【ユニット本体】
外形寸法（幅×奥行き×高さ）	約178×165×50mm
重量	約2.0kg
GPS受信方式	パラレル8ch
GPS受信感度	-130dBm
【TVチューナ】
外形寸法（幅×奥行き×高さ）	約229×139×37.5mm	モニタ部に内蔵
重量	約810g
受信チャンネル	VHF1～12ch/UHF13～62ch
【モニタ】
外形寸法（幅×奥行き×高さ）	188.4×35.6×128.4mm	178×160×50mm
重量	600g	2.1kg
液晶	7型ワイドTFT
表示ドット数	800×480ドット

□松下電器産業のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn010404-1/jn010404-1.html

(2001年4月4日）

[fujiwa-y@impress.co.jp]