標準価格:オープンプライス
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DVP-NS500Pには、「12bit 54MHzビデオD/Aコンバータ」を採用しており、輝度信号2倍/色信号4倍のオーバーサンプリング、輝度信号は12bit、色信号は11bitの処理を行なっている。同社では「フラグシップジモデル『DVP-S9000ES』で培った技術を生かし、スタンダードモデルでありながら徹底した高画質化を図った」としている。 プログレッシブ変換には、同社独自の高精度変換方式「バイ・ピクセル・アクティブIP変換」を採用。24コマ/秒のフィルム素材と、60フィールド/秒のビデオ素材を画素データから判別する。これにより、2つの素材が混在しているソフトでも、素材の変わり目で処理を高速で切り換えることが可能となった。また、ビデオ素材に対しては、画素単位で3段階の動き検出を行なうことで、変換による画面のボケやざわつきを抑えていたという。 さらに、MPEG特有のブロックノイズの境界を目立たなくする「ブロックノイズ・リダクション(BNR)」や、独自の画質改善機能「新デジタル・ビデオ・エンハンサー(DVE)」回路も搭載。DVEでは、新たにソフトモードを備え、古い名映画やモノクロ映像も「雰囲気たっぷりに楽しめる」(同社)としている。また、DVEによりブロックノイズが強調される問題も、ブロックノイズリダクションとの併用により解消したという。 画質調整機能として、ピクチャー/明るさ/色の濃さ/色合いを、各11段階で調整できる「ビデオイコライザー」装備。ディスク毎の細かい調整値は字幕、音声言語などの設定も含めて最大50枚まで保存可能となっている。音声では、DVDソフトのサラウンド音声を基に、仮想リアスピーカーを発生させる「TVバーチャル・サラウンド」搭載するほか、サブウーファ出力端子も装備している。 ドライブには、ディスクの反りに対応できる「プレシジョン・ドライブ2」を採用。ピックアップレンズの傾きを微妙に変えた動きにより、ディスクの反りに対応して、高精度に信号読み取りが可能となり、「安定した高画質再生を実現した」という。 なお、音楽用CD(CD-DA)、ビデオCDフォーマットで記録したCD-R/RWの再生も可能だが、ファイナライズ処理が必要となっている。
【主な仕様】
□ソニーのホームページ (2001年4月12日)
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