松下、マイク端子搭載CDラジカセとスピーカー内蔵通勤ラジオ

RX-D12

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　松下電器産業株式会社は、マイク端子を装備したCDラジカセ「RX-D12」を5月20日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は1万円前後になる見込み。

　また、クラス最薄となるアナログタイプの通勤ラジオ「RF-NA」シリーズ4機種を5月1日に発売する。価格はTV受信対応の「RF-NA25R」と「同NA25」が、それぞれ7,000円と6,000円、TVチューナなしの「RF-NA15R」と「同NA15」が、それぞれ5,800円と4,800円となっている。

■ RX-D12
　アンプ、スピーカー×2、CDプレーヤー、カセットテープデッキ、AM/FM/TVチューナで構成されたCDラジカセ。本体背面にモノラルマイク端子(32Ω)を装備し、同社では「カラオケの練習やおけいこ事などに便利」としている。別売でボーカル用マイクが4種類用意されている(2,200円から)。

　アンプ部の実用最大出力は2W×2。スピーカーには口径10cmの1Wayタイプを採用した。チューナ部の受信周波数範囲はFMが76.0～108.0MHz、AMが520～1,710kHzとなっている。1～3chのTV音声も受信可能。

　電源にはAC電源のほか、単1電池6本が使用できる。連続使用時間は、CD再生時で約10時間30分、カセットテープ再生時で約16時間。出力端子としてヘッドフォンジャックが装備されている。外形寸法は420×275×167mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.4kg(本体のみ)となっている。

RF-NA15

■ RF-NA25/R
　薄さ12.9mmで名刺サイズの通勤ラジオ。アナログタイプのチューニングでスピーカー搭載型の通勤ラジオとしては世界最薄としている。重量は巻き取り型インサイドフォンを搭載した「RF-NA25R」が約53g、インサイドフォン外付け式の「RF-NA25」が約43g(本体のみ)。外形寸法は55×12.9×91mm(幅×奥行き×高さ)となっている。

　AM/FMのほか、TV音声1～3chも受信可能。実用最大出力は90mWで、スピーカーには2.8cm丸形(8Ω)のものを採用している。高域ノイズをカットするノイズクリア機能も内蔵した。

　電源には単4電池2本を使用し、スピーカー使用時ならマンガン電池で約24時間、アルカリ電池で約48時間の連続使用が行なえるという(AM受信時)。ストラップホルダーを装備し、市販のストラップを取り付けることが可能。

■ RF-NA15/R
　RF-NA25シリーズからTVチューナ機能を省いたモデル。巻き取り式インサイドフォンを搭載した「RF-NA15R」と、外付け式のインサイドフォンを使用する「RF-NA15」の2機種で、チューナ部以外の仕様は「RF-NA25」シリーズに準拠している。

□松下電器産業のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース(RX-D12)
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn010417-4/jn010417-4.html
□ニュースリリース(RF-NAシリーズ)
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn010417-5/jn010417-5.html

(2001年4月17日)

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