μPD72891/μPD72893は、MPEG-2形式の信号をIEEE 1394バスで送受信するリンクLSIに、カノープス株式会社と共同開発したDVコーデック機能を内蔵したもの。このLSIを使うことにより、DVカメラの映像信号を入出力できる機器を安価に製造できるとしている。具体的には、MPEG形式のみしか対応していないHDDレコーダや、DVDレコーダ、D-VHSなどで、DVカメラの画像を録画する機能を実装できる。今回、DVコーデックをカノープスとの共同開発したことにより、エンコード時の画質の向上や、製品の評価・信頼性が高まったという。 リンクLSIには、CPUが内蔵されており、トランザクション処理、AVプロトコル処理などをリンクLSI内部のみで完結できる。また、これらCPUの処理に関するファームウエアも内蔵する。 ストリームポートは2チャネル装備しており、それぞれのポートを独立して使用することが可能。全二重通信のほか、2チャネル受信または、2チャネル送信といった方式もサポートしている。さらに、μPD72891には、IEEE 1394上の標準化されたコピープロテクション技術である、5Cコピープロテクション準拠の暗号処理技術も実装する。
□NECのホームページ (2001年4月19日)
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