エプソン、プロジェクタ向け高温ポリシリコンTFT液晶を2倍増産
-1,280×720ドット高温ポリシリコンTFT液晶パネルも開発


4月23日発表



 セイコーエプソン株式会社は23日、データプロジェクター向け高温ポリシリコンTFTの生産を、今年度下期から従来比2倍の月産60万枚体制に引き上げることを発表した。

 長野県の諏訪南事業所内に、2000年末竣工した第2工場に新ラインを増設。既存ライン・新ラインと合わせ4月末時点で生産能力を従来比1.5倍の月産45万枚(0.9インチ換算、8インチ・ウエハーで15,000枚)とし、さらに同工場の生産ラインを増強。今年度下期からは、これまでの2倍の月産60万枚(0.9インチ換算、8インチウエハーで2万枚)に引き上げる予定だという。

 また、同社ではデジタルTV用720p規格に対応した1,280×720ドットワイド型0.9インチ高温ポリシリコンTFT液晶パネルを開発したことも明らかにした。

 このパネルについて同社では「新開発プロセスルールの確立により、ハイコントラストでめりはりのある映像と高開口率による高輝度を実現。今後はビジネス向けデータプロジェクターに加え、家庭内における大画面で高画質のホームシアター液晶プロジェクタの実現にさらに貢献する」と説明している。

□セイコーエプソンのホームページ
http://www.epson.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/osirase_frm2.html

(2001年4月24日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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