Aシリーズ第2弾となる新機種は、フロント用トールボーイスピーカー「S-A5」(1本)、センタ用スピーカー「S-A5C」(1本)、リア用スピーカー「S-A3-LR」(2本1組)。標準価格はS-A5が33,000円、S-A5Cが25,000円、S-A3-LRが40,000円、S-W8が85,000円となっている。なお、S-A3-LR用のスピーカースタンド「CP-510」(2本1組)も23,000円で用意される。 S-A5には、新開発の「ABDテクノロジ(Acoustic Balance Drive)」を採用。「エンクロージャー内の定在波の発生を効果的に防止した」としている。また、Aシリーズ3機種のウーファーユニットの振動板素材には、軽量で高剛性のケブラーR繊維を使用。また、磁気回路には、大型ストロンチウムフェライトによるダブルマグネットが使われている。 トゥイータは3機種とも、振動板に特殊コーティングが施された軽量ポリエステル織布、アルミダイキャストフランジを採用した2.5cmソフトドームトゥイータ。また、伝達ロスゼロを目指し、ウーファーには新開発のジョイントリング、トゥイーターには高剛性ボイスコイルを搭載している。これにより、「伝達ロスを飛躍的に低減するとともに、レスポンスを向上させた」としている。また、エンクロージャーには、天然木突き板が使用されている。 S-W8は、民生用ではトップクラスとなる30cmウーファーユニット+パッシブラジエーターを搭載。15Hzという低域からの再生を実現している。内蔵アンプは高効率Dクラスで、電源にはスイッチング電源方式を採用する。 また、DVDビデオやDVD-Audioなど、LFEが独立して出力される場合には、内蔵アンプのフィルタをスルーにすることも可能。エンクロージャーの内装材は、MDF(Medium Density Fiber)。ウーファの音が直接響く底部には、34mm厚さのMDF地板を採用するほか、前後左右の4方向へ効率よく音を広げる構造を採用したとしている。
□パイオニアのホームページ (2001年4月24日)
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