パイオニア、天然木仕上げのマルチチャンネル対応スピーカー第2弾


5月下旬発売

標準価格:S-A5 33,000円
     S-A5C 25,000円
     S-A3-LR 40,000円
     S-W8 85,000円
     CP-510 23,000円

連絡先:カスタマーサポートセンター
    Tel.0070-800-8181-22


 パイオニア株式会社は、天然木仕上げのスピーカーシステム「Aシリーズ」の新機種3モデルと、DVD-Audioにも対応したサブウーファ「S-W8」を5月下旬に発売する。

 Aシリーズ第2弾となる新機種は、フロント用トールボーイスピーカー「S-A5」(1本)、センタ用スピーカー「S-A5C」(1本)、リア用スピーカー「S-A3-LR」(2本1組)。標準価格はS-A5が33,000円、S-A5Cが25,000円、S-A3-LRが40,000円、S-W8が85,000円となっている。なお、S-A3-LR用のスピーカースタンド「CP-510」(2本1組)も23,000円で用意される。

 S-A5には、新開発の「ABDテクノロジ(Acoustic Balance Drive)」を採用。「エンクロージャー内の定在波の発生を効果的に防止した」としている。また、Aシリーズ3機種のウーファーユニットの振動板素材には、軽量で高剛性のケブラーR繊維を使用。また、磁気回路には、大型ストロンチウムフェライトによるダブルマグネットが使われている。

 トゥイータは3機種とも、振動板に特殊コーティングが施された軽量ポリエステル織布、アルミダイキャストフランジを採用した2.5cmソフトドームトゥイータ。また、伝達ロスゼロを目指し、ウーファーには新開発のジョイントリング、トゥイーターには高剛性ボイスコイルを搭載している。これにより、「伝達ロスを飛躍的に低減するとともに、レスポンスを向上させた」としている。また、エンクロージャーには、天然木突き板が使用されている。

 S-W8は、民生用ではトップクラスとなる30cmウーファーユニット+パッシブラジエーターを搭載。15Hzという低域からの再生を実現している。内蔵アンプは高効率Dクラスで、電源にはスイッチング電源方式を採用する。

 また、DVDビデオやDVD-Audioなど、LFEが独立して出力される場合には、内蔵アンプのフィルタをスルーにすることも可能。エンクロージャーの内装材は、MDF(Medium Density Fiber)。ウーファの音が直接響く底部には、34mm厚さのMDF地板を採用するほか、前後左右の4方向へ効率よく音を広げる構造を採用したとしている。

【主な仕様】
S-A5S-A5CS-A3-LR
型式位相反転式
トールボーイフロア型
位相反転式ブックシェルフ型
スピーカー構成2ウェイ方式
ウーファ13cmコーン型×210cmコーン型×213cmコーン型
トゥイータ2.5cmドーム型
インピーダンス
再生周波数帯域34Hz~38kHz60Hz~38kHz42Hz~38kHz
出力音圧レベル88dB/W(1m)87dB/W(1m)86dB/W(1m)
最大入力100W(JEITA)
クロスオーバー周波数2.5kHz3.5kHz
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
175×280×895mm420×234×150mm175×243×388mm
質量17.2kg(1本)6.6kg(1本)6.4kg(1本)

S-W8
型式 パッシブラジエーター式フロア型
低磁気漏洩設計
ウーファー30cmコーン型
パッシブラジエーター30cmコーン型
再生周波数帯域15Hz~700Hz(フィルタースルー時)
定格入力200W(JEITA)
ハイカットフィルタ50Hz~150Hz
フィルタースルースイッチ付き
位相切り替え0°/180°
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
434×464×531.5mm
質量31.5kg

□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pioneer.co.jp/press/release241-j.html

(2001年4月24日)

[furukawa@impress.co.jp]

I
◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】

00
00  AV Watchホームページ  00
00

ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.