シャープ、12倍速CD-Rライト/DVDリード両対応の半導体レーザー


4月末量産開始

サンプル価格:1,500円



 シャープ株式会社は、12倍速CD-R記録とDVDの読み込みに対応した業界最高出力の2波長半導体レーザ「GH20795A6C」を開発。量産出荷を4月末に開始する。サンプル価格は1,500円。月産台数は120万台と見込まれている。

 現在のコンビドライブ用ピックアップは、CD-R/RW記録用高出力赤外半導体レーザと、DVD用赤色半導体レーザを組み合わせて使用している。同社は、独自の高精度ダイボンド技術と高放熱パッケージング技術を開発し、高出力赤外半導体レーザ(TYP:784nm、135mWパルス出力)と、赤色半導体レーザ[TYP:654nm、7mW(CW)出力]の2チップを1パッケージ化した。

 さらに、パッケージの一部をカットしたDカットパッケージを採用。実装時にレーザチップの発光点とパッケージ下面との距離が、2.8mmから1.7mmに縮められており、CD-R/RWとDVD両対応のスリムドライブ対応薄型ピックアップが実現できるという。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/010425-2.html

(2001年4月25日)

[furukawa@impress.co.jp]

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