ソニー、8cmCD-R/RWに記録するデジタルカメラ2機種


「MVC-CD300」/「MVC-CD200」
6月8日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:デジタルスチルテクニカルインフォメーションセンター
    Tel.0564-62-4979



 ソニーマーケティング株式会社は、8cmCD-R/RWを記録媒体に採用したデジタルカメラ「CDマビカ」2機種を6月8日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「MVC-CD300」が10万円、「MVC-CD200」が8万円前後の見込み。なお、8cmCD-RWメディアも6月8日に発売される。価格は、1枚パッケージ「MCRW-156A」は1,000円。3枚パッケージの「3MCRW-156A」が2,200円。

 同社では8cmCD-Rに記録する「MVC-CD1000」を発売しているが、今回CD-RWでの記録にも対応した。パソコンとUSBで接続すれば、シングルCD-R/RWドライブとしても使用できる。

 両機種ともモニタは2.5型TFT液晶を搭載。A/Dコンバータに14ビットの「14ビットDXP」を採用し、従来の12ビットから変換精度を4倍に拡大。JPEG圧縮の前に画像を補完する同社独自の機能「SRC(Super Resolution Converer)」も搭載している。

 また、アニメーションGIF形式で撮影できる「クリップモーション」や、MPEG-1による動画の記録も可能となっている。MPEG-1の記録時間は、320×240ピクセル(ハイクオリティモード)で最大約15秒、320×240ピクセルプレゼンテーションモードで最大約60秒、160×120ピクセル(ビデオメールモード)で最大240秒となっている。

 PCとのインターフェイスはUSB。バッテリはインフォリチウム「NP-FM50」を使用。製品には8cmCD-R/RWメディア各1枚、バッテリ、ACアダプタ、ショルダーベルト、レンズキャップなどが付属する。

 「MVC-CD300」は、撮影素子に1/1.8型334万画素CCDを搭載で、レンズはカールツァイス製光学3倍ズーム(35mm換算34~102mm相当)採用。出力解像度は、2,048×1,536/2,048×1,360/1,600×1,200/1,600×1,072/1,280×960/1,024×768/640×480ピクセルの7種類が用意されている。

 そのほかには、0.6秒間隔で3枚の連写や、0.3/0.7/1EV単位で露出を自動的に変更して3枚撮影できるオートブラケット機能を備える。本体サイズは約143×94×92mm(幅×奥行き×高さ)、重量538g。

 「MVC-CD200」は、撮影素子に1/2.7型211万画素CCDを搭載し、レンズは光学3倍ズーム(35mm換算39~117mm相当)。記録解像度は1,600×1,200/1,600×1,072/1,280×960/1,024×768/640×480ピクセル。3枚連写/オートブラケット機能が省かれている以外の主な仕様は、MVC-CD300と共通となっている。

 本体サイズは約143×89×92mm(幅×奥行き×高さ)、重量499g。

「MVC-CD200」
背面部
「MVC-CD200」
CD-R/RWドライブ部

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200104/01-0425/
□関連記事 【2000年7月12日】ソニー、8cm CD-Rに記録するデジカメ「CD-R Mavica」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000712/sony.htm

(2001年4月25日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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