標準価格:オープンプライス
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PC9は、2000年7月に発売したPC5の後継機種にあたり、バッテリをSシリーズからMシリーズに変更。最大連続撮影時間が11時間(別売り「NP-QM91」使用時、ビューファインダ撮影)と、従来の2倍以上になった。また、外形寸法が58×97×104mm(幅×奥行き×高さ)と1mm高く、本体重量が40g重い約490gに、ボディカラーが「アクアブルー」となった。 PC5からの大きな変更点として、メモリースティックに640×480ドットの静止画に加え、モノラル音声付きのMPEG-1動画もできるようになったことが挙げられる。MPEG-1動画は、メモリースティックに直接撮影するほかに、テープに録画した動画や、ライン入力からも録画することも可能。 動画モードは、160×112ドットの「ビデオメール」と、320×240ドットの「プレゼンテーション」の2種類が用意されている。連続録画時間はビデオメールが約60秒、プレゼンテーションが約15秒で、その間であれば任意に録画停止が可能。128MBのメモリースティックには、それぞれ約1時間25分20秒、約21分20秒記録できる。 本体には、DV端子(i.LINK)のほか、USB端子も搭載。オプションのハンディカム専用パソコン接続キット「DPCK-US10A」(9,800円)を使用して、パソコンにメモリースティックの画像や動画ファイルを転送することができる。 また、メモリースティックに記録された静止画を、カメラの画像と合成する4モードの「メモリーミックス機能」(カメラクロマキー/メモリークロマキー/メモリールミキー/メモリーオーバーラップ)も備えている。合成した画像はテープに加え、メモリースティックにも静止画記録できる(メモリーオーバーラップを除く)。 DVカメラとしての基本仕様はPC5と同等で、1/4型68万画素CCD(有効34万画素)と、カール ツァイスの10倍ズームレンズ(F1.7~2.2、35mm換算値f=42~420mm)を搭載。手ブレ補正には、新アクティブイメージエリア方式を採用するほか、メモリーモードでの静止画撮影時には「プログレッシブシャッターシステム」が機能する。 液晶ディスプレイは2.5型のTFTと同じだが、画素数が20万から21万に増えた。また、2倍速再生、スロー、コマ送りの変速再生機能が、従来のリモコン操作に加えて、タッチパネルからも操作可能になった。 その他の機能としては、「インターバル録画」、「コマ撮り」、ライン入力をリアルタイムでデジタル変換する「デジタル変換機能」などを装備する。また、暗闇でも自動的にシャッタースピードを調節する「Super NightShot(オートスローシャッター付き)」も搭載している。
【主な仕様】
□ソニーのホームページ (2001年4月26日)
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