カノープス、リアルタイムビデオ編集システムの低価格モデル

　カノープス株式会社は、PC用リアルタイムビデオ編集システム「DVStorm-RT Light」を5月下旬に発売する。価格は118,000円。OSは、Windows 98/98 SE/Me/NT 4.0/2000に対応する。

　「DVStorm-RT Light」は、2000年11月に発売されたノンリニア編集用のPCIカードと映像編集ソフトウェアのセット「DVStorm-RT」から、バンドルソフトウェア4本を省いて低価格化したモデル。省かれたソフトは、「Premiere 5.1c」、「DVDit! LE」 、「ACID Style 2.0 for Canopus」、「WinDVD DH」で、これによりDVStorm-RTより5万円安くなっている。この4本以外のノンリニア編集ソフトウェア「StormEdit」や、Premiere用プラグインなどは付属する。

　ハードウェア構成は「DVStorm-RT」と同じで、PCIカードにはハードウェアDVコーデックを搭載。アナログ入力でもリアルタイムでキャプチャが可能なほか、DV出力時には同時にアナログビデオ出力もできる。また、FAT32でのファイル容量の上限2GBを回避する「参照AVI」方式を採用しており、最長で180分の連続キャプチャができる。

　カードには、ビデオ用の入出力端子としてi.LINK、Sビデオ入力、Sビデオ出力を搭載。音声はステレオミニジャック入出力端子を備え、ステレオ16bit 48kHzまで対応している。

□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/index_j.htm
□ニュースリリース
http://www.canopus.co.jp/press/2001/dvstorm_light.htm
□製品情報
http://www.canopus.co.jp/catalog/dvstorm/dvstorm-light_index.htm

(2001年4月27日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]