標準価格:オープンプライス
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VPL-VW11HTは、'99年11月発売の1,366×768ドットワイド液晶パネルを採用した液晶プロジェクタ「VPL-VW10HT」(標準価格:648,000円)のマイナーチェンジモデルとなる。VPL-VW10HTは、ホームシアター専用と位置付けられたプロジェクタ。現在でも、高解像度ワイドパネルを採用した家庭向けプロジェクタは発売されておらず、ホームシアター向けの液晶プロジェクタとしてベストセラーとなっている。 今回のマイナーチェンジでの大きな変更点は、液晶パネルと光学ユニットを一新したこと。液晶パネルはソニー製の1,366×768ドットと解像度は同じだが、コントラストや色の均一性(ユニフォーミティ)など、画質を大幅に改善したとしている。 光学系は新設計となり、黒レベルの再現性を大幅に高め、コントラストはVPL-VW10HT比200%向上。特に「シネマブラックモード」では、液晶プロジェクタでは避けられない“黒浮き”を抑え、暗部のディテールを再現できるという。 高画質化回路は、従来モデルと同様にWEGAなどが採用している「DRC-MF(デジタル・リアリティー・クリエーション‐マルチファンクション)」を搭載。DRC-MFには、垂直・水平方向ともに密度を2倍にする「DRC4倍密」と、静止画の文字などのチラツキを抑える「DRCプログレッシブ」の2モードに加え、新たに「シネマモーション」が追加された。このシネマモーションは、入力ソースがフィルム素材から2-3プルダウン変換された信号であることを自動判別し、適切にプログレッシブ処理するもの。 画質以外の変更点として、新たに帯電エアフィルターが搭載され、本体内部へのゴミの進入が大幅に軽減されている。帯電エアフィルターには、目詰まりを感知するセンサーも装備。ランプも新しくなり、出力(200W)と明るさ(1,000ANSIルーメン、16:9時)は同じだが、寿命が50%向上している。 それ以外の仕様や筐体デザインは、従来モデルとほぼ同じ。入力信号は480i/480p/720p/1050iに対応。レンズも変更されておらず1.2倍ズームレンズ(f44.6~53.6mm)を搭載。16:9の90インチを投射距離2.9mで実現する。デジタル台形補正機能も備えている。
【主な仕様】
(5月1日現在、この製品の情報は掲載されていない) http://www.sony.co.jp/ □ニュースリリース http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200105/01-0501/ (2001年5月1日)
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