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オンキヨー、幅205mmのミニコンポ「INTEC205」をモデルチェンジ
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INTEC TX7MD |
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INTEC TX5MD |
6月13日より順次発売
標準価格:「INTEC TX7MD」175,000円
「INTEC TX5MD」145,000円
「BASE-TX7」122,000円
「BASE-TX5」92,000円
「A-905TX(S)」35,000円
「C-705TX(S)」29,000円
「D-102TX」58,000円(2台)
「D-092TX」28,000円(2台)
「MD-105TX(S)」41,000円
「T-405TX(S)」12,000円
「CDR-205TXX(S)」55,000円
「K-505TX(S)」30,000円
連絡先:カスタマーサービスセンター
Tel.0570-01-8111
オンキヨー株式会社は、横幅205mmの高級コンポシステム「INTEC205」シリーズをモデルチェンジした。プリメインアンプ、CDプレーヤー、MDデッキの組み合わせシステム「INTEC TX7MD」が175,000円、「同TX5MD」が145,000円で、6月13日に発売される。また、TX7MDとTX5MDからMDレコーダーを省いた「BASE-TX7」(122,000円)と「BASE-TX5MD」(92,000円)も発売される。なお、従来システムの「T9MDAX」は、チューナ、MDデッキのみモデルチェンジし、「TX9MD(S)」となる。
システムを構成する各ユニットも単品コンポとして同日に発売される予定。また、8月にはDVD組み合わせシステムの「TX3DV」(価格未定)も発売予定となっている。
さらに、7月上旬にはPCからMDへのワンタッチダビング機能を搭載したUSBデジタルオーディオプロセッサが発売される。価格など詳細は未定となっている。
■ 組み合わせシステム「TX7MD」、「TX5MD」
「TX7MD」は、プリメインアンプ「A-905TX(S)」、CDプレーヤー「C-705TX(S)」、スピーカーシステム「D-102TX」、MDデッキ「MD-105TX(S)で構成されたシステム。同社の全製品に対応する「Riケーブル」を接続でき、普及型1BOXコンポと同等の操作性を実現したとしている。
「TX5MD」は、TX7MDのスピーカーシステムをD-102TXからD-092TXに変更したシステム。
INTEC205システム
ユニット | 品番 | 価格 | 発売日 | TX9MD | TX7MD | TX5MD | TX3DV |
プリメインアンプ | A-905TX(S) | 35,000円 | 6月13日 | - | ○ | ○ | - |
A-909X(S) | 41,000円 | 既発売 | ○ | - | - | - |
チューナアンプ | A-805TX(S) | 未定 | 8月 | - | - | - | ○ |
CDプレーヤー | C-705TX(S) | 29,000円 | 6月13日 | - | ○ | ○ | - |
C-709X(S) | 39,800円 | 既発売 | ○ | - | - | - |
CDチェンジャ | C-709CHX(S) | 38,000円 | 既発売 | - | - | - | - |
DVDプレーヤー | DV-S205TX(S) | 未定 | 8月 | - | - | - | ○ |
スピーカーシステム(2台) | D-102TX | 58,000円 | 6月13日 | - | ○ | - | - |
D-092TX | 28,000円 | 6月13日 | - | - | ○ | - |
D-052TX | 未定 | 8月 | - | - | - | ○ |
D-102EXG | 64,000円 | 既発売 | ○ | - | - | - |
MDレコーダ | MD-105TX(S) | 41,000円 | 6月13日 | ○ | ○ | ○ | ○ |
CDレコーダ | CDR-205TX(S) | 55,000円 | 6月13日 | - | - | - | - |
カセットデッキ | K-505TX(S) | 30,000円 | 6月13日 | - | - | - | - |
FM/AMチューナ | T-405TX(S) | 12,000円 | 6月13日 | ○ | ○ | ○ | - |
イコライザ | EQ-205(S) | 20,000円 | 既発売 | - | - | - | - |
サラウンドプロセッサ | ED-205(S) | 35,000円 | 既発売 | - | - | - | - |
■ プリメインアンプ「A-905TX(S)」
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A-905TX(S) |
同社のフルサイズ単品コンポ「Integra」シリーズの設計手法を投入したモデル。トランジスタの増幅段を3段とし、歪みを少なくしたインバーテッド3段ダーリントン回路を搭載している。
また、トーン回路をバイパスする「ソースダイレクト・ポジション」を採用することで、「よりピュアな音質が獲得できる」という。さらに、従来のSuper Bass帯域よりもさらに低い周波数帯域を増強する「アコースティック・プレゼンス回路」も内蔵している。
入出力としてCD、MD、TUNER、TAPE、LINE1/DVD、CDR/PCの6系統を搭載。出力はMD、TAPE、CDR/PCの3系統。
システム全体の主電源ON/OFFスイッチを装備。ボリュームノブはモータードライブ式となっている。
【主な仕様】
- 定格出力:21W×2(4Ω)
- 実用最大出力:29W×2(EIAJ、4Ω)
- ダイナミックパワー:27W×2(4Ω)
- SN比:100dB
- 周波数特性:10Hz~100kHz/±3dB(CD)
- 消費電力:45W
- 入力:6系統(CD、MD、TUNER、TAPE、LINE1/DVD、CDR/PC)
- 出力:3系統(MD、TAPE、CDR/PC)、サブウーファモノ×1、スピーカー×1(バナナプラグ対応)、プロセッサー入出力
- 外形寸法:205×302×91mm(幅×奥行き×高さ)
- 重量:3.4kg
■ CDプレーヤー「A-705TX(S)」
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A-705TX(S) |
デジタル音声の録音レベルを自動設定する「DLA-Link」機能を装備したCDプレーヤー。同社のA-905TXやR-805TX、MD-105TX、CDR-205TXと接続することで、録音ボリュームを連動させることができる。
さらに、「CDダビングボタン」によるワンタッチダビング、CD再生の途中で再生中の局を最初から録音できる「トラック録音機能」、シンクロ録音にも対応している。
2系統の光出力端子を搭載。プログラムメモリは25曲分となっている。
【主な仕様】
- 周波数特性:5Hz~20kHz/±1dB
- ダイナミックレンジ:96dB以上
- SN比:90dB以上
- 消費電力:8W
- 出力:アナログ×1、光デジタル×2
- 外形寸法:205×275×91mm(幅×奥行き×高さ)
- 重量:2.2kg
■ スピーカーシステム「D-102TX」、「D-092TX」
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D-102TX |
「D-102TX」は、振動板にOMFダイヤフラムを使用した2Wayスピーカーシステム。2台1組で販売される。
OMFダイヤフラムは、超極細繊維素材をベースにしたもので、適度な内部ロスにより、振動板から発生する雑音成分を低減する。このため同社では「余韻感を含む微少信号の正確な再現力に優れている」としている。また、音楽情報のロス改善のため、独自の「Sライン・エッジ」を採用している。キャビネットはリアルウッド突き板仕上げのオールMDF。
ウーファの口径は13cm、ツィータは2.5cm。防磁設計を採用し、スピーカーターミナルはバナナプラグに対応している。なお、モンスターケーブルXP1.8m×2が付属する。
【主な仕様】
- 定格インピーダンス:4Ω
- 最大入力:70W
- 定格感度レベル:85dB/W/m
- 定格周波数範囲:40Hz~35kHz
- クロスオーバー周波数:3.5kHz
- キャビネット容量:10l
- ターミナルピッチ:36mm
- 外形寸法:180×272×305mm(幅×奥行き×高さ)
- 重量:5.0kg(1台)
- 付属品:モンスターケーブルXP1.8m×2
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D-096TX |
「D-096TX」は、キャビネット容量をD-102TXの10lから8lにしたモデル。外形寸法は170×232×295mm(幅×奥行き×高さ)となり、重量は3.8kg(1台)。
【主な仕様】
- 定格インピーダンス:4Ω
- 最大入力:70W
- 定格感度レベル:85dB/W/m
- 定格周波数範囲:50Hz~35kHz
- クロスオーバー周波数:3.5kHz
- キャビネット容量:8l
- ターミナルピッチ:19mm
- 外形寸法:170×232×295mm(幅×奥行き×高さ)
- 重量:5.0kg(1台)
- 付属品:スピーカーケーブル2.5m×2
■ MDデッキ「MD-105TX(S)」
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MD-105TX(S) |
MDLPに対応したMDデッキ。INTEC205シリーズのすべてのシステムに組み合わされている。
「High-Speed ATRAC」DSPを搭載したことで、エンコード時のアルゴリズムを高度化。ナチュラルさと鮮やかさを両立したとしている(SPモードのみ)。録音・再生ともに24bitで処理を行なうほか、デジタル信号が他の信号に干渉するのを抑えた回路構成、「ダイレクトデジタルパス」を採用している。
同じINTEC205シリーズのCDプレーヤー、「C-705TX(S)」と組み合わせることで、DLA Link、ワンタッチダビング、トラック録音機能付きダビング、シンクロ録音といった機能を使用することができる。
光デジタル入力端子を2系統装備。サンプリングレートコンバータも搭載している。
【主な仕様】
- サンプリング周波数:44.1kHz
- 周波数特性:10Hz~20kHz(±0.5dB)
- SN比:100dB
- 消費電力:13W
- 入力:アナログ×1、光デジタル×2
- 出力:アナログ×1
- 外形寸法:205×286×76mm(幅×奥行き×高さ)
- 重量:2.4kg
■ FM/AMチューナ「T-405TX(S)」
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T-405TX(S) |
30局メモリが可能なFM/AMチューナ。自動的に局をサーチする「FM/AMオートプリセットメモリー」を搭載する。タイマーは週単位(曜日指定が可能)、1日単位での設定が行なえる。
【主な仕様】
- 受信周波数:FM76.00~108.00MHz、AM522~1,629kHz
- SN比:FM 76dB(MONO)、70dB(STEREO)
- 周波数特性:20Hz~15kHz(±1.5dB)
- 出力インピーダンス:2.7kΩ
- 消費電力:9W
- 外形寸法:205×280×76mm(幅×奥行き×高さ)
- 重量:1.7kg
■ オーディオCDレコーダ「CDR-205TX(S)」
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CDR-205TX(S) |
INTEC205シリーズのオプションとなるCDレコーダ。CD-RWにも対応する。同シリーズのCDプレーヤー「C-705TX(S)」と連動させることで、録音レベルを自動調節する「DLA Link」に対応するようになる。
シグナルシンクロ録音、倍速ファイナライズ機能、オートファイナライズ機能を搭載。CDテキスト入力も行なえる。アナログ×1、光デジタル×2の入力端子を備え、リモコンも付属する。
【主な仕様】
- サンプリング周波数:44.1kHz
- 周波数特性:5Hz~20kHz(±1dB)
- ダイナミックレンジ:98dB(再生時)、92dB(録音時)
- SN比:98dB(再生時)、94dB(録音時)
- 消費電力:12W
- 入力:アナログ×1、光デジタル×2
- 出力:アナログ×1、光デジタル×1
- 外形寸法:205×303×76mm(幅×奥行き×高さ)
- 重量:2.7kg
■ カセットデッキ「K-505TX(S)」
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K-505TX(S) |
INTEC205シリーズのオプションとして用意されるオートリバースカセットデッキ。同シリーズのCDプレーヤーやMDプレーヤーと組み合わせれば、シンクロ録音が可能になる。A-905TX、A-909X、R-805TX、ED-205のリモコンでコントロールが行なえる。
【主な仕様】
- ワウフラッター:0.1%(WRMS)
- SN比:54dB(メタル、ドルビーNR OFF時)
- 周波数特性:30Hz~15kHz(±3dB、メタル時)
- 消費電力:11W
- 外形寸法:205×273×76mm(幅×奥行き×高さ)
- 重量:2.6kg
□オンキヨーのホームページ
http://www.onkyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www3.onkyo.co.jp/what/news.nsf/view/new_intec205
(2001年5月7日)
[orimoto@impress.co.jp]
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