ソニー、業界初のメモリースティック対応液晶プロジェクタ


6月10日発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーマーケティング株式会社は、業界初のメモリースティックスロットを搭載した液晶データプロジェクタ「VPL-CX3」を6月10日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は40万円程度の見込み。

 「VPL-CX3」は、3月26日に発表したB5ファイルサイズのモバイルプロジェクタ「VPL-CX2」の上位モデル。最大の変更点は、背面のコネクタパネルに、新たにメモリースティックスロットと、USBコネクタを装備したこと。閉じればレンズをガードし、裏面に操作ボタンとスピーカーが現われるカバーなど、筐体デザインはCX2とほぼ同じ。

 また、液晶パネルは0.7インチ1,024×768ドット(XGA)。ランプもCX2と同じだが、光学系などの調整により700ANSIルーメンから900ANSIルーメンに明るくなっている。

 メモリースティック内のデータは、JPEG画像の表示に対応。さらに、付属ソフトウェア「Projector Station」を使用することで、PowerPointデータや、BMP、TIFFなどをJPEGに変換して、メモリースティックに書き込むこともできる。

 また、USB端子でパソコンと接続して、Projector Stationから、プロジェクタの全ての設定が行なえる。さらに、パソコンから、プロジェクタのメモリースティックスロットにアクセスすることも可能。付属のリモコンがマウスリモコンとなり、USBで接続したパソコンのマウス操作にも対応した。

 なお、最大4倍までのデジタルズームや、ダイレクトキーで操作できる上方15度までの台形補正機能なども、従来どおり装備している。

【主な仕様】

  • 投写方式:3原色液晶シャッタ投写方式
  • LCDパネル:0.7型ポリシリコン TFTアクティブマトリックス
           2,359,296画素(786,432画素×3)
  • レンズ:1.3倍ズーム、F1.8~2.2/f=28.4~34.0mm
  • ランプ:120W UHPランプ
  • 光出力:900 ANSI lm
  • カラー方式:NTSC3.58/PAL/SECAM/NTSC4.43/PAL-M
  • 解像度:RGB 1,024×768ドット、ビデオ 750TV本
  • RGB対応周波数:水平同期周波数15~92kHz、垂直同期周波数48~85Hz
  • スピーカー:最大0.5W×2
  • 映像入力端子:コンポジットビデオ(RCA)、Sビデオ(ミニDIN4ピン) 、INPUT A(D-Sub15ピン、RGB/コンポーネット)
  • 音声入力端子:ステレオミニジャック
  • メモリースティックスロット:1
  • USB Hub:アップ×1、ダウン×1
  • 消費電力:最大190W、スタンバイ時5W
  • 外形寸法(幅×奥行き×高さ):275×214×65mm
  • 質量:約2.5kg
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200105/01-0509/
□関連記事
【3月26日】ソニー、フロントカバーを装備した低価格な液晶プロジェクタ2機種
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010326/sony.htm

(2001年5月9日)

[furukawa@impress.co.jp]

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