NETWORK HDDシリーズの最大の特徴は、20GB HDDを内蔵していること。通常の録画や、予約録画はもちろんのこと、追っかけ再生などのタイムシフト再生も可能。なお、タイムシフト再生用の領域は、チャンネルを変えるごとにクリアされる。そのため、チャンネル変更時のタイムラグはほとんどく、通常のテレビと同じ感覚で操作可能。しかし、チャンネルを変更すると、その前に視聴していた番組を、さかのぼって再生することができなくなる。
なお、内蔵HDDを40GBへ倍増するサービスも、夏頃に予定しているという。 内蔵チューナは地上波×2、アナログBSで、デジタルBSチューナは内蔵していない。同社では、「BSデジタルチューナ内蔵モデルも秋ぐらいには考えている」としている。 プログレッシブ回路は、上下左右の画素を調べて477万画素から動きレベルを検出する「ナチュラルプログレッシブ回路」を採用。BSデジタルチューナ接続時に効果を発揮する「HDレンジCRTドライバ(広帯域映像化回路)」も搭載している。 また、BSデジタルと地上波、プログレッシブDVDと地上波など、異なるフォーマットのソースも2画面表示できる「新マルチ画面機能」を装備。さらに、HDDに記録した映像と、現在の地上放送の2画面表示も可能となっている。 そのほか、HDDレコーダ専用の機能として、最後に記録した番組をワンタッチで再生する「クイックビュー」機能や、MPEG特有のノイズを低減する「MPEGクリア」機能も備えている。また、最大360倍速再生まで可能で、1.5倍速再生時には音声も再生される。 入力端子は、コポジット、S映像に加え、D4端子も2系統装備。プロブレッシブDVDなどの480p入力も、アスペクト切り替えができる。なお、D4(720)入力はD2(480p)に変換して表示されるほか、D端子からの入力はHDDに録画ができないという制限がある。そのため、BSデジタルチューナを接続して録画するには、コポジットまたは、S端子にも接続する必要がある。
□日本ビクターのホームページ (2001年5月15日)
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