NVE-N099SRは、1DINサイズのDVDナビシステム。走行中に距離、時間、渋滞情報などを演算し、最短ルートを発見するとリアルタイムに表示する「アクティブルートサーチII」を搭載している。起動タイミングを5分に1回から2分に1回と頻度を増すことで、「リアルタイムな情報収集が可能になった」としている。VISCビーコン情報による渋滞情報にも対応。ETC(自動料金収受システム)には、近日発売予定のETCユニットで対応する。 また、メモリースティックスロットを備えており、パソコンに保存してある住所やメールアドレスを地点データに変換し、メモリースティック経由でNVE-N099SRに取り込める。地点データは同社サーバーからダウンロードすることも可能。 さらに、同社のパソコン用ソフト「ナビステーション・バージョン3.0」と、これに連動するゼンリン株式会社の「電子地図帳Z[zi:]III」を使用すれば、インターネット上に登録されている住所データをNVE-N099SR対応の登録地点データに変換できる。こうしてピックアップしたデータをメモリースティックでNVE-N099SRに取り込めば、地点に近づくと写真や音声で知らせる「データ観光地案内機能」が利用可能になる。ナビステーション・バージョン3.0は、同社のWebページから無料でダウンロードでき、6~7月に公開される。 さらに、上記2本のパソコンソフトを使用すれば、目的地付近の地図を切り出してメモリースティックに保存した後、ソニーのPDA「CLIE(クリエ)」で閲覧することが可能。目的地付近だけでなく、これまでの経路もクリエに表示できる。ただし、NVE-N099SRの地図情報を、車中で切り出すことはできない。 本体に「デジタルカメラビューア」を搭載しており、メモリースティックに記録したデジタルカメラの静止画を車載モニタで閲覧することが可能。また、デジタルカメラで撮影したオリジナル画像を起動画面にできる。そのほか、別売のハンズフリーキット(59,800円)を接続することで、同社のiモードコンテンツとのリンクや、メールの送受信も行なえる。
(2001年5月16日)
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