インターネット、CDライティング機能を搭載したサウンド編集ソフト

5月25日発売 標準価格：9,800円 連絡先：営業部 　　　　Tel.06-6539-1941

　株式会社インターネットは、CDライティング機能を搭載したサウンド編集ソフト「Sound it ! 3.0 for Windows」を5月25日に発売する。標準価格は9,800円。OSは、Windows 95/98/Me/2000/NT 4.0に対応する。

　Sound it ! 3.0は、サウンドの取り込み、編集、加工、エフェクトを行なうアプリケーション。32ビット浮動小数点処理や、24bit/192kHzまで対応するなど「クオリティにこだわった」としている。また、MP3のデコード/エンコードが可能なほか、ファイルフォーマット変換や、音楽CDライティング機能も装備している。

　新機能として、24ビットなどで録音したデータを16ビットデータに変換した時に発生する量子化誤差を最小限に抑える、独自開発の「ディザリング処理」を採用した。17ビット相当のデータにディザリングすることで、原音のクォリティを保つとしている。

　また、エフェクトは既存の10種類に、倍音成分や位相を補正する「エンハンサ」、周波数帯域ごとのレベル調整可能な「グラフィックイコライザ」(15バンド、25Hz～16kHz)の2つを追加。さらに、リアルタイムに音声の周波数帯域ごとのレベルをモニターできる「周波数アナライザ」も搭載している。

　CD関連機能として、音楽CDの収録曲を1曲ずつ抽出してwav/aiff/mp3形式リッピングしたり、音量や音圧レベルの低さを独自のオートレベル調整で市販の音楽CDレベルに最適化する機能なども装備。CD TEXTの書き込みにも対応する。

　対応ファイルフォーマットは、wav(PCM Wave/Microsoft ADPCM)、aif/aiff(AIFF)、mp3(MP3)、au/snd(Next/Sun)、raw/pcm(Raw files)、wma(WindowsMediaAudio)。8/16/24ビット、4/8/11/22/32/44/48/96/192kHzに対応する。

　また、ソフトウェアMIDI音源「Roland VSC-3.2」が付属しており、mid/ssw/ss2/ss3(MIDI)をWAVデータに変換して読み込むこともできる。

□インターネットのホームページ
http://www.ssw.co.jp/
□製品情報
http://www.ssw.co.jp/sit03w.html

(2001年5月22日)

[furukawa@impress.co.jp]