今回発表されたのは「ICカードソリューション」、「ホームネットワーク家電」、「白物家電事業における環境対応新技術」での提携だが、検討を重ねて適用範囲を広げる予定。AV機器についても時期は未定だが「可能性を検討していく」としている。 なお、今後はデジタルAV分野での提携も検討されているほか、松下電器が推進中の「デジタルものづくり」に日立が得意とする「EDMS(Engineering for Electronics Design and Manufacturing Service)」を連携させた新しい事業などについても検討していくという。 戦略的提携が発表されたのは以下の3分野。
■ ICカードソリューション
■ ホームネットワーク家電
■ 白物家電事業における環境対応新技術
松下電器産業の中村邦夫社長は、「日立のサービスと松下の技術とのドッキングすることは、当社の事業改革にも大きく貢献する」と語り、提携分野の拡大については「様々な角度から検討し、成長戦略として進めていきたい」と意気込みを述べた。 日立の庄山悦彦社長は、提携の狙いを「高付加価値サービスの提供、大幅なコストカット、新たな生活スタイルの提案の3つ」と説明。「両社の強みを合わせることで、どの企業よりもいち早く製品・サービスを提供できる『最強タッグ』になる。環境対応では、両社でデファクトスタンダードを創っていきたい」と語った。また、挨拶の最後を「(マリナーズでの)イチローと佐々木のような活躍ができることを期待している」と結び、会場をわかせた。
□松下電器のホームページ (2001年5月23日)
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