標準価格:「GAWIN M-10 Neige」オープンプライス
連絡先:株式会社ナナオ
また、リアルタイムDV編集システムの「MediaDirector GP8000」と「同GP5000」も発表された。発売日は両モデルとも6月1日。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はGP8000が100万円前後、GP5000が40万円前後になると見られる。 なお、USB接続のDV編集用ジョグコントローラ「JogSter DC-1」が6月1日に発売される。価格は29,800円。 ■ GAWIN M-10 Neige
モニタ部とインターフェイスボックス部で構成され、3mのケーブルで接続される。モニタ部の最大解像度は1,024×768ドット。入力端子としてD4端子×2、RGB(D-Sub15ピン)×1、S(あるいはコンポジット)映像×2を搭載するほか、TVチューナを内蔵。地上波は1,024×768ドットのプログレッシブに変換して表示する。2-3プルダウン検出機構も搭載している。 最大輝度は400cd/m2で、コントラスト比は400:1。モニタ部両脇には2Wのスピーカーが内蔵されている。 外形寸法(幅×奥行き×高さ)は、モニタ部が500×156×372mm、インターフェイスボックス部が73.4×200×205mm。重量はそれぞれ5.5kg、2.0kgとなっている。 ■ MediaDirector GP8000/GP5000
搭載OSにはWindows 2000を採用し、モニタは付属していない。ターゲットとしてプロやハイエンドのアマチュアユーザーを想定しているという。 CPUにはPentiumu III 933MHzを2基搭載。レンダリングに時間がかかるタイトル処理やトランジション処理などもリアルタイムに処理でき、「プロフェッショナルに理想のリアルタイム・デジタルビデオ制作環境を提供する」としている。
DVD-RドライブはDVD-R for General Ver.2.0に対応。DVDオーサリングソフトとしてソニックソリューションズの「DVDit!」がバンドルされている。 5インチベイにはカノープスの「StormBay」が装着されており、入出力端子としてi.LINK(4ピン)、コンポジット入出力、S映像入力、アナログ音声入力/出力を1系統ずつ利用できる。また、同じく6月1日に発売される編集用コントローラ「JogSter DC-1」が付属する。 GP5000は、アマチュアユースをターゲットとしたGP8000の下位モデル。キャプチャカード、バンドルソフト、JogSter DC-1の付属といった、DV編集に直接関わる部分は同じだが、CPUがPentium III 1GHzのシングルプロセッサに、DVD-RドライブがCD-R/RWドライブになっているのが大きな相違点。 【主な仕様】
■ JogSter DC-1
124×140×26.5mm(幅×奥行き×高さ)という薄型のボディに、大型のジョグシャトルホイールをはじめ14個のボタンが搭載されている。プログラマブルボタンは5つ装備。 対応するキャプチャカードはIEEE 1394-OHCIカード、DVRex-M1、同RT、同RT Professional、DVStorm-RT、DVRaptor、EZDV。対応アプリケーションは、Adobe Premiere 5.1、同6.0、Apple Final Cut Pro、Ulead MediaStudio Pro 6.0となっている。 なおナナオは、今回発表の4製品を主体にした販売会社向けの展示会を、5月24日に都内で開催した。 この展示会に同社は、QXGA(2,048×1,536ドット)の20.8型TFT液晶ディスプレイを参考出展。医療用のモノクロモデルと、コンシューマ向けのカラーモデルが展示されていた。電源を本体に内蔵し、スタンドには画面を縦横に回転できるピボット機能を搭載。発売は未定。単一パネルでは世界最大とし、「発売されたとしても、当面は業務ユースのみの販売になる」(同社)としている。
□ナナオのホームページ (2001年5月25日)
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