東芝、コンパクトカメラタイプ初の420万画素デジタルカメラ
―光学2.8倍キヤノン製ズームレンズを搭載


7月中旬発売

標準価格:オープンプライス

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    Tel.03-3258-0467



 株式会社東芝は、光学2.8倍ズーム搭載したコンパクトカメラタイプの420万画素デジタルカメラ「AllegrettoM81(PDR-M81)」を7月中旬に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は7万円弱の見込み。

 M81は、一眼レフタイプ以外のデジタルカメラで初めて、総画素数420万画素CCDを採用。レンズは、新開発のキヤノン製2.8倍ズームレンズ(35mmフィルム換算:35~98mm)を搭載している。また、デジタルズーム(2.2倍)も装備する。なお、CCDのアスペクト比が3:2のため、記録解像度は2,400×1,600ドット、1,200×800ドット、720×480ドットの3種類で、4:3の記録解像度は用意されていない。また、本体背面には1.5型の低温ポリシリコンTFT液晶モニターと、光学ファインダーを装備する。

 撮影モードとして、オートモードのほか、「人物」、「風景」、「スポーツ」、「夜景」のセレクトモードを備える。そのほか、7.5コマ/秒の16画面マルチ撮影や、最速0.8秒間隔(最大3コマ)の連射機能、露出を自動的に0、マイナス、プラスにずらして3ショットを撮影する「AEB」も搭載している。また、MotionJPEG形式の音声付の動画も撮影可能。解像度は320×240ドット、160×120ドットの2種類が用意され、最大180秒の連続録画ができる。

 記録メディはスマートメディアで、DCF、DPOF、PIMに対応。インターフェイスはUSBで、パソコン側ではストレージデバイスとして認識される。電源は単三電池4本。単三アルカリ電池4本が付属するほか、ニッケル水素電池、リチウム電池にも対応する。パッケージには8MBスマートメディア、USBインターフェイスキット、ソフトケースが付属する。

【主な仕様】

  • CCD:1/1.8型原色CCD(総画素420万画素/有効400万画素)
  • レンズ:f=7.25~20.3mm(35mmカメラ換算35~98mm)、F2.9~4.8
  • 撮影距離:標準 約80cm~∞、マクロ 約10cm~∞
  • ホワイトバランス:オート、屋外晴天、屋外曇天、蛍光灯1、蛍光灯2、白熱灯
  • 感度:ISO 100/200/400相当
  • シャッター速度:1/2~1/1,000秒、最長15秒
  • 露出制御:プログラム、絞り優先、シャッター速度優先、マニュアル露出
  • 露出補正:±2.0EV(0.5EVステップ)
  • 液晶モニタ:1.5型低温ポリシリコンTFT
  • ファインダ:実像式ズームファインダー
  • インターフェイス:USB、ビデオ出力(NTSC/PAL)
  • 電池寿命:アルカリ電池使用時で約300枚(液晶ON、ストロボ使用率10%)
  • 外形寸法(幅×奥行き×高さ):107×47×71mm
  • 質量:240g(本体のみ)

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2001_05/pr_j2801.htm

(2001年5月28日)

[furukawa@impress.co.jp]

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