コニカ、SDメモリカード採用のコンパクトデジタルカメラ2機種


Digital Revio KZ-300Z
7月上旬より順次発売

標準価格:「Digtal Revio KD-300Z」88,000円
     「Digtal Revio KD-200Z」68,000円

連絡先:コニカサービス サポートセンター
    Tel.042-587-1044



 コニカ株式会社は、デジタルカメラの新製品として、光学2倍ズーム334万画素の「Digital Revio(レビオ) KD-300Z」と、光学3倍ズーム211万画素の「Digtal Revio KD-200Z」の2機種を発売する。両モデルともSDメモリーカードを記録媒体として採用し、ボディは前面、背面ともにアルミ合金を使用している。価格はKD-300Zが88,000円、同200Zが68,000円。発売時期は、KD-300Zが7月上旬、KD-200Zが7月下旬となっている。

■ Digital Revio KD-300Z
ボディ右下には"SD"ロゴが
 KD-300Zは、1/1.8型334万画素CCDを搭載した、光学2倍ズーム機。外形寸法は87×30×55mm(幅×奥行き×高さ)と同クラス中でも小型の部類に入る。重量は165g(本体のみ)。電源には専用リチウムイオン充電池を採用している。

 記録媒体にはSDメモリーカードを使用。採用の理由として同社は「本体の小型化と、これからの展開に期待がもてるから」(同社)としている。スロットは側面で、カードを押し込むと飛び出すタイプ。MMCも使用でき、パッケージには16MBのMMCが1枚付属する。なお、パソコンとの接続端子は非搭載で、別途SDメモリーカードリーダーが必要になる。

 動画はMotion JPEGフォーマットで、320×240ドットと160×120ドットから選択可能。最長で約15秒の記録が行なえる。



■ Digital Revio KD-200Z
Digital Revio KD-200Z ジョイスティック型カーソル
 1/2.7型211万画素CCDを搭載したデジタルカメラ。光学ズーム比は3倍。記録メディアには上位機種のKD-300Z同様、SDメモリーカードを採用している。パソコンとの接続はUSBで行なう。USBケーブルなどの接続キットや8MBのSDメモリーカードが付属する。

 ボディ背面右上には4方向のジョイスティック型カーソルボタンが配置されており、押し込むことで決定などの操作が行なえる。

 電源はリチウム電池(CR-V3)あるいは単3電池2本を使用。独自の省電力機構を備え、電池交換なしで1,000枚以上の撮影が可能としている(液晶モニタOFF時)。

KD-300ZKD-200Z
撮像素子1/1.8型334万画素CCD(原色)1/2.7型211万画素(原色)
記録解像度2,048×1,536、1,024×768ドット1,600×1,200、1,280×960、640×480ドット
レンズ焦点距離(35mm判換算)約38~76mm相当約35~105mm相当
光学ズーム比2倍3倍
レンズF値F2.8~3.5F2.8~4.6
シャッター速度8~1/2,000秒1/8~1/2,000秒
液晶モニタ1.5型低温ポリシリコンTFTカラー
電源専用リチウムイオンリチウム電池(CR-3V)または単3電池×2
外形寸法(幅×奥行き×高さ)87×30×55mm100×30.5×61.5mm
重量(本体のみ)165g170g

□コニカのホームページ
(5月29日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.konica.co.jp/

(2001年5月29日)

[orimoto@impress.co.jp]

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