オリンパス、実用性を高めたコンパクトデジタルカメラ2機種

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　オリンパス光学工業株式会社は、211万画素3倍ズームのデジタルカメラ「CAMEDIA 200ZOOM」を6月下旬に発売する。価格は56,000円。同時に、130万画素単焦点の「CAMEDIA C-100」も32,000円で発売される。

■ CAMEDIA C-200ZOOM

CAMEDIA C-200ZOOM

　C-200ZOOMは、1/2.7型の211万画素CCDを搭載したデジタルカメラ。記録媒体にはスマートメディアを採用し、パソコンとの接続はUSBで行なう。ストレージクラスに対応し、対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000、Mac OS 9.0～9.1。電源には単3電池4本、またはリチウム電池(CR-V3)を使用する。

　レンズは、収差・周辺光量差を最小限に抑えたというマルチバリエータ3倍ズームレンズ。「クラストップレベルの高解像度」としている。レンズの焦点距離は35mm判換算で35～105mm。本体前面には、電源と連動するレンズバリアを装備している。

　省電力回路の搭載により、単3アルカリ電池4本で約2,500枚の連続撮影が可能(SQモード)。別売のリチウム電池(CR-V3)を使用すれば、約6,000枚の連続撮影が行なえる。

ボディ背面

　感度設定はISO100、200、400の切り替え式。測光方式としてスポット測光のほか、画面中央部と周辺を別々に測光して露出を決める「デジタルESP」を搭載している。

　320×240ドット、または160×120ドットの動画撮影も可能。フォーマットはMotion JPEGで、フレームレートは15fps。連続で最大約66秒の記録が行なえる(160×120ドット時)。

　本体寸法は117.5×66.0×49.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は本体のみで240gとなっている。

■ CAMEDIA C-100

CAMEDIA C-100

　C-100は、入門機という位置づけの131万画素の単焦点モデル。記録媒体としてスマートメディアを使用し、電源には単3電池4本、またはリチウム電池(CR-V3)を採用している。パソコンとの接続はUSBで、対応OSはC-200ZOOMと同じ。ストレージクラスにも対応している。

　本体に1MB分の内蔵メモリを搭載しているため、スマートメディアなしで撮影が可能。その場合、SHQモードで約1枚、HQモードで約3枚、SQ1モードで約4枚の撮影が行なえる。スマートメディアを使用したときの連続撮影枚数は、単3アルカリ電池4本使用時で1万枚以上、リチウム電池(CR-V3)2個使用時で18,000枚以上となっている。

ボディ背面

　6種類のフラッシュやデジタルESP測光といった、C-200ZOOMと同じ撮影機能も装備。また、動画撮影も160×120ドット時に連続記録時間が約6秒短くなっているほかは、C-200ZOOMと同じ仕様となっている。

　本体の外形寸法は123×44.5×65mm(幅×奥行き×高さ)。重量は190g(本体のみ)で、電源のON/OFFをかねるスライド式のレンズカバーが装備されている。

【主な仕様】

	C-200ZOOM	C-100
撮像素子	1/2.7型211万画素CCD	1/3.2型131万画素CCD
感度	ISO100/200/400(切替式)	ISO100～400(オート)
記録画素数	1,600×1,200/640×480ドット	1,280×960/1,024×768/640×480ドット
レンズ焦点距離(35mm判換算)	35～105mm	35mm
ズーム比	3倍	－
レンズF値	F2.8/F4.4	F4
露出制御	プログラムAE
測光方式	デジタルESP、スポット
液晶モニタ	1.8型TFT	1.5型TFT
電源	単3電池×4/リチウム電池(CR-V3)×2/ACアダプタ
外形寸法(幅×奥行き×高さ)	117.5×66.0×49.5mm	123×44.5×65mm
重量(本体のみ)	240g	190g

□オリンパス光学工業のホームページ
http://www.olympus.co.jp/
□「CAMEDIA C-200ZOOM」のニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/LineUp/Digicamera/C200z/c200z.html
□「CAMEDIA C-100」のニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/LineUp/Digicamera/C100/c100.html

(2001年6月5日)

[orimoto@impress.co.jp]