シャープ、光学23倍ズームレンズ搭載133万画素DVカメラ

7月7日発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：コンシューマセンター 　　　　西日本相談室　Tel.06-6794-8021 　　　　東日本相談室　Tel.043-299-8021

　シャープ株式会社は、光学23倍ズームレンズを搭載したDVカメラ「VL-AX1」を7月7日に発売する。標準価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は16万円前後の見込み。

　また、同時にアクセサリーキット「VR-KTA1」も28,000円で発売する。連動ズームマイク、ACアダプタ、バッテリパック(BLF41)、ズームマイク、ワイヤレスリモコン、静止画加工パソコンソフトなどがパッケージされている。

　VL-AX1では、業界で初めて133万画素CCDと、23倍ズームレンズ(静止画は22倍)を一体化。レンズは新規開発の8群11枚構成で、「色の収差などを抑え、忠実で美しい映像を再現する」という。また、有効画素は、動画撮影時には手ぶれ補正の画素エリアを確保して69万画素。水平解像度520本の撮影が可能としている。静止画では100万画素を使用する。

　本体にはSDカード/MMC対応スロットを搭載しており、1,152×864/640×480ドットの静止画を記録できる。オプションとしてUSB経由で静止画を取り込める「パソコン接続キット ピクスラボ(VR-PK150)」(9,800円、7月発売)と、動画キャプチャもできる「USB動画キット ピクスラボ(VR-PKU20)」(19,800円、7月発売)も用意。両キットともWindows 98/Me/2000に対応する。なお、VR-PK150はシリアルUSB変換ケーブル、VR-PKU20はUSBビデオキャプチャユニットを同梱したキットとなっている。

　本体デザインは、カメラを構えたときの持ちやすさを重視した低重心設計。「ホールド性を徹底的に追求し、持ったときのフィット感を向上。手ブレを低減した」という。また、録画時、再生時ともに暗い部分のみを明るく補正する「新インテリジェントデジタルガンマ補正」も搭載している。

【主な仕様】

• 撮像素子：1/3.6型約133万画素CCD
  　　　(動画有効画素69万/静止画同100万)
• 手ぶれ補正：CCD切り出し式
• レンズ：F=1.8～3.5
  　　　動画時　35mm換算約44～1,012mm(23倍ズーム)
  　　　静止画　35mm換算約38～864mm(22倍ズーム)
  
• 最低照度：15ルクス
• 液晶モニター：3.0型(123,200画素)
• ビューファインダ：0.44型(113,578画素)
• 連続使用時間(同梱バッテリ)：
  　　ビューファインダー使用時 約280分
  　　液晶使用時 約240分
• スピーカー出力：300mW
• ヘッドフォン端子：ステレオミニジャック(φ3.5)
• 映像入出力：S映像/ビデオ(φ3.5ミニピン)
• 音声入出力：左/右(φ3.5ミニピン)
• パソコン通信端子：シリアルポート出力対応
• 外形寸法(幅×奥行き×高さ)：65×211．5×82mm
• 質量：約635g(本体のみ)、約825g(使用時)

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/010607.html
□製品情報
http://www.sharp.co.jp/products/vlax1/

(2001年6月7日)

[furukawa@impress.co.jp]