ビクター、バックパック型CDラジカセ「サウンドロケット」

　日本ビクター株式会社は、ポータブルCDシステム「RS-WP1-W（愛称：サウンドロケット）」を7月2日に発売する。価格は41,000円。

　「RS-WP1-W」は、バックパックのように背負えるスタイルを採用したCDラジカセ。バックパックと同様の「3点式ショルダーベルト」や、片手で持てる「グリップハンドル」、本体を立てて置ける「大型スタンド」などを付属し、ストリートでの使用を想定している。

　JIS保護等級2防滴2型の生活防水対応、CD再生時の音飛びに40秒対応の「A.S.P.（アンチ・ショック・プロテクション）」などを装備して歩きながらの使用にも対応。ミニジャックのマイク端子も装備し、拡声器としても使用できる。電源は家庭用AC100V/単1型乾電池×8本/DC12Vの車載電源（別売カーアダプタ「CA-R120」）の3電源が使用できる。

　10cmフルレンジスピーカー×2、10cmパッシブコーン×2を搭載し、アンプ出力は10W×2。密閉型ボディにより重低音を再現するという。また、低音のブースト量を2段階設定可能な「スーパーバス・プロ」機能を搭載している。

　テープデッキにはメタルテープ再生、ハイポジション録音/再生対応のオートリバースデッキを採用。そのほかにも高音/低音を±5段階調整可能なトーンコントロール、市外局番の入力でチューナをセットする「エリアガイド」も装備する。また、電源ONから再生まで1ボタンで操作できる「イチ押ボタン」や、「ワンタッチシンクロ録音ボタン」、CD演奏中に気に入った1曲を選択して録音できる「1曲撮り機能」などの簡易操作機能も搭載している。

【主な仕様】

• 入力端子：φ3.5ミニ（マイク）×1、φ3.5ステレオミニ（外部入力）×1
• 出力端子：φ3.5光デジタル（CD出力）×1、φ3.5ステレオミニ（ヘッドフォン）×1
• 最大外形寸法：411×234×456mm（幅×奥行き×高さ）
• 重量：約5.1kg（電池なし）/約5.9kg（電池含む）
• 電池持続時間：マンガン電池　録音時約5時間/再生時約2.5時間
  　　　　　　　アルカリ電池　録音時約14.5時間/再生時約8.5時間

(2001年6月7日)

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