標準価格:15,800円
連絡先:サイバーリンク
PowerDirectorには、レンダリング方法として同社が独自に開発した「SVRT」(Smart Video Rendering Technology)を採用。一般的なビデオ編集ソフトでは、編集後にビデオファイル全体をレンダリングするが、SVRTでは編集が加えられた部分のみレンダリングを行なう。これにより、編集後のビデオファイルを出力したり、ビデオファイルを結合する際のスピ-ドが飛躍的に向上したとしている。 具体的なデータとして、30分を超えるMPEGファイルの結合にかかった時間を同社のサイトで公開している。それによれば、他社製品では2時間~3時間かかったのに対し、PowerDirectorでは13分47秒で終了している。 また画質面でも、エフェクト、トランジション処理などに必要なGOP(Group Of Pictures ~動画を構成するフレームの集合)のみをレンダリングすることで、それ以外のGOPは劣化しないというメリットもある。 保存形式はMPEGー1、MPEG-2、DV-AVI、MPEG-4ストリーミングビデオなどに対応。また、DVD-Video形式での出力もできる。さらに、IEEE 1394につないだDV機器からリアルタイムにMPEG-2エンコードする機能も装備する。ただし、動作環境としてMPEG-1リアルタイム録画にPentium II 450MHz以上、MPEG-2リアルタイム録画にPentium III 650MHz以上、DVからのMPEG-2録画はPentium III 1GhH以上と高速なCPUが必要になる。 また、編集機能としてドラッグ&ドロップによるシーンの並べ替えや、効果も含んだテキストの挿入、100種類以上のトランジション、PinP、カラー調整、音声効果といった一般的なものを搭載。また、最大7つのオーディオトラックの制御ができ、トラックごとのフェードイン/フェードアウトなどの調整も可能となっている。
□サイバーリンクのホームページ (2001年6月26日)
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