NECビューテク、ラインダブラ内蔵SXGA液晶プロジェクタ

7月下旬発売 標準価格：180万円 連絡先：NECビューテクノロジー 　　　　　Tel.03-5232-6148

　NECビューテクノロジー株式会社は、 SXGAのリアル表示が可能な液晶プロジェクタ「GT-2150」を7月下旬に発売する。価格は180万円で、レンズは別売。また、同製品の発表に伴い、前モデル「GT1150」の価格が改定された。新価格は130万円（旧価格150万円）となる。

　同製品は、1,366×1,024ドットの「マイクロレンズアレイ（MLA)付き1.3型ポリシリコンTFT超高密度パネル」を採用し、SXGA（1,280×1,024ドット）のリアル表示を可能としている。また、日本電気株式会社（NEC）の解像度変換技術「Advanced AccuBlend」により、UXGA表示（1,600×1,200ドット）にも対応。また、250W NSHランプにより、2,500ANSIルーメンを実現し（オプションレンズ「GT19ZL」使用時）、コントラスト比は350：1となっている。

　同社の大型機で採用しているテレシネ対応ラインダブラ機能を内蔵。動き適応型3次元走査線補間回路により、ラインフリッカを低減し垂直解像度を向上させている。また、テレシネ検出・補間機能にも対応する。

　電動ズーム・フォーカス機能や、投映画面の位置調整を本体の位置を変えずに行なえる「電動レンズシフト機能」を搭載。また、±30度まで補正可能な上下方向台形補正機能「Keystone Correction」や、接続時に必要なクロック調整や映像エリアを自動調整するオートマチック・アジャストメント機能なども備えている。

　オンスクリーンメニューは、よく使う機能のみの「ベーシックモード」と、詳細な設定が可能な「アドバンストモード」の2モードに加え、オリジナルメニューの作成も可能。 　

　映像入力端子は、ミニD-sub 15pin×1、BNC×5（コンポーネントとRGB共用）、DVI-D×1、コンポジット×2（RCA×1、BNC×1）、S端子×1。映像出力端子はミニD-sub 15pin×1、DVI-D×1。出力5W×2のステレオスピーカーが内蔵されている。

　外形寸法は、419×494×195mm（幅×奥行き×高さ）、質量は12.8kg。ワイヤレス/ワイヤードリモコンが付属する。

□NECビューテクノロジーのホームページ
http://www.nevt.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nevt.co.jp/press/01pjs/gt2150.htm

(2001年6月27日)

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