今回明らかとなったのは、国内市場へのDVD-RWレコーダの発売を検討しているということで、「そのレコーダは、DVD+RWに対応していないだろう」という。また、現在のところ、DVD+RW対応レコーダの国内発売予定はなく、「DVD-Rへの対応は考えているが、DVD-RAMには対応予定はない」としている。 なお、発売するレコーダは、「パイオニアからOEM供給を受けた製品と、自社開発の製品の両方を選択肢として検討している」という。 ソニーでは、録画できるDVDとしてDVD+RWを推進している。しかし、2001年1月に開催されたCESで、北米市場ではDVD-RW/+RW/-R対応レコーダを2002年に発売する計画を発表した。この方針は変更されないため、国内で+RW非対応のDVDレコーダが先行発売され、その後で北米でのみDVD+RW対応レコーダが発売されるということになる。 DVDレコーダの市場投入計画について同社では、「ソニーが推進する規格はDVD+RWという基本は変わらないが、市場と開発状況を見極めて投入する規格を決定していく」と説明している。 また、「パソコン用ドライブでは、特にDVD+RWを推進していく」としているが、既に同社のPC「VAIO RX」にDVD-RW搭載モデルをラインナップしたほか、IEEE 1394接続の外付けDVD-RWドライブを発売。一足先にDVD-RWに対応している。「実際に発売する製品については、市場の動向や、開発状況を見ながら決める」と話しており、具体的なDVD+RW対応ドライブの発売計画については明らかにされていない。
□ソニーのホームページ (2001年6月28日)
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