NECビューテク、3板式DLPプロジェクタ4機種


SX10000J

受注開始日:7月4日

標準価格:「SX10000J」1,500万円
      「SX4000J」698万円
      「XT5100J」698万円
      「XT4100J」398万円

連絡先:NECビューテクノロジー
     営業本部 国内営業部
     Tel.03-5232-6148



SX4000J/XT5100J/XT4100J
 NECビューテクノロジー株式会社は、DMD3板式DLPプロジェクタ4機種を、4日から受注開始した。価格はいずれもレンズ別売で、SXGA(1,280×1,024ドット)、輝度8,000ANSIルーメンの「SX10000J」が1,500万円、SXGA、輝度3,500ANSIルーメンの「SX4000J」が698万円、XGA(1,024×768ドット)、輝度5,000ANSIルーメンの「XT5100J」が698万円、XGA、輝度3,500ANSIルーメンの「XT4100J」が398万円。

 コントラスト比はいずれも400:1となっている。レンズは短焦点タイプや4~7倍タイプなど、5種類が70万円から160万円まで用意されている。

 今回発売の4機種は、ホール・イベント会場向けの業務用プロジェクタ。全機種で同社の解像度変換技術「Advanced AccuBlend」を用いたUXGA(1,600×1,200ドット)の縮小表示に対応。テレシネ補間対応の動き適応型3次元走査線補間プロセッサ(ラインダブラ)を標準搭載している。また、入力信号ごとのレンズシフト位置(垂直/水平)/フォーカス・ズームを記憶する機能、上下方向台形歪み補正機能、プルダウン方式のオンスクリーンメニューなどを装備している。

 最上位モデルの「SX10000J」では、光学系の光効率の向上と、新開発した2.0KWキセノンランプを採用して輝度8,000ANSIルーメンを実現。 また、キャビネットの密閉度を高め、内面には吸音部材を用いて吸音。排気路に直接騒音が出ないような複雑な形状を持たせるなどして低騒音化を図っている。

 スタック投射による高輝度化にも対応し、「SX10000J」は2台で最大16,000ANSIルーメン、「XT5100J」、「SX4000J」、「XT4100J」は最大3台まで対応、それぞれ最大15,000ANSIルーメン、10,500ANSIルーメン、10,500ANSIルーメンまで高輝度化できる。

 「SX10000J」、「SX4000J」は、オプションの「HD SDIインターフェイスボード」(SX HDSDI:90万円)の増設で、D5(HD-SDI)の入力に対応する。なお、全機種でオプションの「SDIインターフェイスボード」(XT SDI BOARD:198,000円)を増設することによりD1の入力に対応。また、「SX10000J」、「XT5100J」はDVI-D端子を標準装備している。

【主な仕様】
 SX10000JSX4000JXT5100JXT4100J
表示デバイスSXGA DMD×3XGA DMD×3
ランプ2.0kWキセノンランプ1.0kWキセノンランプ
表示サイズ80~500型
入力端子コンポジット/BNCビデオ×各1、DIN/BNC S端子×各1、コンポーネント×1
BNC(RGB/コンポーネント兼用)×2、D-Sub15ピン(RGB/H、V兼用)×1
デジタル入力端子DVI-D端子×1(オプションにてD1/D5×各1)オプションにてD1(BNC)×1DVI-D端子×1(オプションにてD1/D5×各1)オプションにてD1×1
電源電圧AC200~240VAC200~240V/100~120V
消費電力2.8kW1.5kW
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
680×1,016×420mm560×682×300mm
重量
(レンズ除く)
約84kg約43kg

□NECビューテクノロジーのホームページ
http://www.nevt.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nevt.co.jp/press/01pjs/sx10xt41.htm

(2001年7月4日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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