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キヤノン、同社初のメガピクセルDVカメラ
―133万画素CCD、光学式手ブレ補正機能を搭載
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8月下旬発売
標準価格:220,000円
連絡先:カメラ相談センター
Tel.03-3455-9353
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キヤノン販売株式会社は、総画素133万画素CCDと光学式手ブレ補正、光学10倍ズームを搭載したDVカメラ「PV130」を8月下旬に発売する。価格は220,000円。また、ACアダプタや、バッテリパック「BP-512」、8MB MMC、マイクロテック製USBカードリーダ/ライタ「ZiO!」をセットにした「アクセサリーキット AK-540」(25,000円)も同時に発売する。
PV130は、同社初の単板メガピクセル機。また、手ぶれ補正に同社独自のシフト式光学手ブレ補正機構を採用。これにより、電子式手ブレ補正のDVカメラでは不可能な、静止画撮影時にも手ブレ補正が可能となっている。
CCDは、1/3.6型133万画素のインターレスCCDを使用。動画撮影時には約69万画素を使用し、電気的に縮小してテープに記録する。本体には、SDスロットも搭載しており、静止画をMMCまたは、SDカードに記録できる。静止画の記録解像度は1,280×960ドットと、640×480ドットの2種類。静止画用に、奇数フィールドと偶数フィールドを同時に取り込めるメカニカルシャッタや、4つのモードを備えたオートポップアップ機能付きストロボを内蔵している。
レンズには、ビデオレンズ初となる高屈折率のGmo(ガラスモールド)非球面レンズを採用。ワイド端F1.6の大口径光学10倍ズームレンズとなっている。さらに、絞りには自然なボケが得られる6枚羽根の虹彩絞りを使用している。なお、カード記録時には光学ズームは8倍になる。
本体は、マグネシウム合金を使用し、表面にアルマイト処理など施した縦型デザイン。グリップベルトは回転式で、滑りにくいラバロン塗装が施されている。また、静止画撮影用のフォトボタンは、撮影時にブレにくいように、角度を付けて配置。さらに、縦型のビデオカメラとしては初めて角度調整が可能なチルトアップビューファインダを採用している。
このほか、圧縮率を上げることで録画時間を2倍に延長する「ESP」、「ELPモード」も搭載。ESPではSPの2倍、ELPでは3倍の録画ができる。連続撮影時間は、オプションの「バッテリーパック BP-535」(18,500円)を使用すれば最大約6時間30分可能。また、バッテリの本体充電にも対応している。
【主な仕様】
- 撮像素子:1/3.6型インターレースCCD(補色フィルタ)
- 音声記録:SP/LPモード 16bit/48kHz 2ch、12bit/32kHz 4ch(ステレオ1/2)
ESP/ELPモード 12bit 32kHz 2ch
- 静止画記録画素数:1,280×960ドット、640×480ドット
- 最低被写体照度:約3ルクス(ローライトモード時)
- 被写体照度範囲:約3ルクス~約10万ルクス
- 撮影レンズ:テープ記録時 約48mm~480mm(35mm換算)、F1.6~1.8
カード記録時 約45mm~360mm(35mm換算)、F1.6~1.8
- レンズ構成:8群12枚(Gmo非球面レンズ1枚使用)
- フィルター径:φ43mm
- 最至近撮影距離:広角端10mm、ズーム全域1m(いずれもAF作動時)
- 電子シャッター:1/60~1/8,000秒
ローライトモード時 1/15秒(テープ記録)、1/30秒(カード記録)
- ファインダー:0.55型約11.3万画素TFTカラー液晶
- 液晶モニタ:2.5型約20万画素TFTカラー液晶
- AF機構:TTL・AF方式、マニュアルフォーカス可能
- 露出制御:オートアイリス制御
- 露出補正:±11段階
- AE機能:プログラムAE
- ホワイトバランス:フルオート
- 入出力端子:DV入出力、コンポジット/音声入出力、S映像入出力、外部マイク、ヘッドホン、DC電源入力、LANC端子、アドバンストアクセサリーシュー
- 外形寸法(幅×奥行き×高さ):66×129×131mm
- 質量:約660g(本体のみ)
- 連続録画時間:ビューファインダー使用 約390分(BP-535)、約120分(BP-512)
液晶モニタ使用 約340分(BP-535)、約100分(BP-512)
□キヤノン販売のホームページ
http://www.canon-sales.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canon-sales.co.jp/pressrelease/2001-07/pr_pv130.html
(2001年7月26日)
[furukawa@impress.co.jp]
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