コダック、カメラドック同梱のデジタルカメラ2機種

DX3215 Zoom、DX3900 Zoom

10月中旬発売 標準価格：「DX3900 Zoom」75,000円 　　　　　「DX3215 Zoom」50,000円 連絡先：お客様相談センター 　　　　Tel.03-5644-5050

　コダック株式会社は、カメラドック同梱のデジタルカメラを2機種発売する。330万画素光学2倍ズームの「DX3900 Zoom」と、130万画素2倍ズームの「DX3215 Zoom」で、発売時期はどちらも10月中旬。価格は、「DX3900 Zoom」が75,000円、「DX3215 Zoom」が50,000円となっている。両モデルとも対応OSは、Windows 98/Me/2000、Mac OS 8.6～X。Windows XPもサポートされる予定。

■ DX3900 Zoom

DX3900 Zoom

　330万画素CCD(有効314万画素)、光学2倍ズームレンズを搭載したモデルで、充電可能なUSB接続のカメラドックが付属。画像の転送、メール添付、プリントアウト、オンラインプリントへの受注を行なう「Kodak EasyShareシステム」に、7月25日発表の「DX3600 Zoom」に続いて対応した。記録媒体はCF Type 1で、電源には単3電池2本を使用する。

　「Kodak EasyShareシステム」は、本体同梱の「Kodakピクチャーソフトウェア」により、カメラドック経由での画像の転送や、オンラインプリントサービス「Photoclick@kodak」、「Print@Kodak」への注文などができるというもの。メールへの自動添付も行なえるほか、パソコンに接続したプリンタで分割やフチなしなどのプリントが行なえる。

　2000年6月に発売された「DC4800 Zoom」をベースにしており、レンズが光学3倍ズームから光学2倍に変更されたほか、「シック」、「ナチュラル」などの補正を撮影時に行なうカラーモードが省略された。また、ワイド側の焦点距離も「DC4800 Zoom」の28mmから、望遠よりの35mmとなっている(35mm判換算)。レンズは沈胴式。記録解像度は2,160×1,440/1,800×1,200/1,536×1,024/1,080×720ピクセルで、35mmフィルム同様に縦横比が3対2になっている。

本体上面	本体背面	カメラドックのアダプタ

　同梱のカメラドックは、7月25日に発表された「DX3600 Zoom」と機能的には同じもの。ただし、本体と接する上部のアダプタのみが取り替えられている。このアダプタを機種ごとに用意することで、今後発売する同社デジタルカメラで「Kodak EasyShareシステム」に対応するとしている。

　外形寸法は116×42×67mm(幅×奥行き×高さ)、重量は225g。カメラドックのほか、8MBのCFカード、ニッケル水素バッテリパックなどが同梱される。

■ DX3215 Zoom

DX3215 Zoom

　アメリカで発売されていた単焦点のエントリーモデル「DC3200」をズーム化したモデルで、「DC3900 Zoom」と同じく「Kodak EasyShareシステム」に対応している。

　撮像素子として有効123万画素CCDを搭載し、レンズには30～60mm(35mm判換算)の光学2倍ズームレンズを採用。本体に8MBメモリを内蔵するほか、MMC/SDメモリーカードスロットも備える。電源には単3電池2本を使用する。

　記録画素数は1,280×960/640×480ピクセル。外形寸法は121×46×69mmmm(幅×奥行き×高さ)、重量は220gとなっている。パッケージにはカメラドックのほか、ニッケル水素電池パック、専用ドライバCDなどが付属する。なお、MMC/SDメモリーカードは同梱されない。

□コダックのホームページ
http://www.kodak.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.kodak.co.jp/JP/ja/corp/news/01043ci.shtml
□関連記事
【2000年6月6日】コダック 310万画素デジタルカメラ「DC4800 Zoom」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000606/kodak.htm
【7月25日】コダック、クレードル同梱の230万画素デジタルカメラ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010725/kodak.htm

(2001年8月10日)

[orimoto@impress.co.jp]