ソニー、70kHzまでの高域再生が可能なスピーカーシステム
―ラウンドフォルム採用で、5色をラインナップ


10月10日より順次発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーマーケティング株式会社は、70kHzの高域再生に対応したスピーカー「SS-LAシリーズ」を発売する。2Wayバスレフ型の「SS-LA500ED」(1本売り)、センタースピーカー「SS-LAC505ED」、アクティブサブウーファ「SA-WD200」の3製品が用意され、価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格はそれぞれ22,000円前後、25,000円前後、55,000円前後になると見られる。

 発売日は、「SS-LA500ED」と「SA-WD200」が10月10日、「SS-LAC505ED」が11月10日となっている。


■ SS-LA500ED

SS-LA500ED
 「SS-LA500ED」は、ラウンドフォルムのバスレフ型の2Wayスピーカー。ダイヤモンドホワイト、アメジストパープル、アクアマリンブルー、トパーズオレンジ、パールブラックの5色がラインナップし、壁掛けにも対応するデスクトップスタンドが付属する。

 同社のフラッグシップモデル「SS-1ED」や「SS-AL5mk2」と同じく、70kHz以上の高域再生が可能なツィータに「EDトゥイーター」を採用。「SACDなどの、きめ細やかな音場やその場の空気感までもリアルに再現する」としている。ツィータのユニット径は25mmで、ウーファは110mm径。インピーダンスは8Ω、再生周波数帯域は58Hz~70kHzとなっている。

 キャビネットはマグネシウムダイキャスト製。また、フロントバッフルとキャビネットをつなぐジョイント部には、通常は内部補強に使用されるブレーシングを採用した。スピーカーフレームはアルミダイキャスト製。加えて、曲面を取り入れたフォルムにより、定在波を抑制し「ナチュラルでパワー感のある高音質再生が可能」としている。

 外形寸法は160×220×320mm、重量は約5.0kg。オプションとして、フロアスタンド「WS-FV500」(標準価格12,000円)が用意される。


■ SS-LAC505ED

SS-LAC505ED
 「SS-LAC505ED」は、90mmウーファ×2、25mmツィータ×1で構成されたセンタースピーカーで、「同500ED」と同様に5色を用意。70kHzまでの再生に対応した「EDトゥイーター」を搭載するほか、マグネシウムダイキャスト製キャビネットの採用など、「同500ED」と同じ基本コンセプトで設計されている。

 インピーダンスは8Ωで、再生周波数帯域は58Hz~70kHz。外形寸法は350×225×195mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6kgとなっている。



■ SA-WD200

SA-WD200(左はスピーカーネット装着時)
 250W出力のアンプを内蔵したアクティブサブウーファ。デジタルアンプを採用したことで小型化を実現したいう。外形寸法は165×425×450mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約16kgとなっている。

 ユニットは135mmのコーン型を2つ搭載。また、100mmのボイスコイルを駆動する「デュアル・ギャップ・マグネティック・サーキット」や、40mmストロークのドライバの採用により「パワフルでスピード感あふれる重低音再生が可能」としている。



【主な仕様】
SS-LA500EDSS-LAC505EDSA-WD200
使用スピーカー110mmウーファ
25mmドーム型ツィータ
バスレフ方式
90mmウーファ×2
25mmドーム型ツィータ
バスレフ方式
135mmコーン型×2
公称インピーダンス
最大入力120W
実用最大出力250W
(JEITA)
出力音圧レベル87dB(1W、1m)
再生周波数帯域58~70kHz22~200Hz
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
160×220×320mm350×225×195mm165×425×450mm
重量約5kg約6kg約16kg

□ソニーマーケティングのホームページ
http://www.sony.co.jp/sd/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200108/01-0821/

(2001年8月21日)

[orimoto@impress.co.jp]

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